ラッフルズホテルの落花生バーに座り込んでいたら、日付が変わりそうになっていた。
バンコクからちょっと離れてネタさがしにシンガポールに来たわけではナイのですが、シンガポールには「エスプラネード」という屋号の芸術文化施設がある。
本家はオーストラリアのシドニーという説もある。
シンガポールのソレは南国風に、外観 は巨大なドリアン。
コレをマネしたものなのか、客家つながりでシンガポールとも縁が深いことを強調したいタイ稀代の成金政商一族がバンコクに「エスプラネード」を建設(写真下)したのは一昨年暮れ。
建設発表時にはその一族が、
「バンコク初のオペラハウスをつくる」
と大言壮語していた記憶がありますが、瞬間的に「キャッツ」を上演した以外にオープンから1年数ヶ月たった今でも、僕はオペラのオの字も聞いたことはありません。
チェーンの飲食店とスーパーをかき集めては、そのミカジメ料で世間の風当たりをかわしているのであろうか。
集客力の低さとテナント料に四苦八苦したIT商品チェーン店が撤退した一方で、最近は、たとえば、ニンテンドーDSやプレイステーションなどのコピーソフトなど、「別にココで店を広げなくてもいいだろう・・・」と思えるようなジャンク商品販売業者も入居しはじめている。
伊勢丹も入居しているワールドトレードセンターはセントラルワールドとしての新装後は、ジャンク業者を一掃しているとのこと。
一族の親方が「エスプラ」オープン時には海外逃亡を余儀なくされていたというハンデを差し引いても、タイに戻った親方は政界引退コメントを何十回も繰り返していることだし、タイ版エスプラネードもそろそろ本来の目的に立ち返ってもらえれば、僕の楽しみも増えるのですが。
