タイ芸能史上稀にみる低俗テレビドラマ「天女の大戦争」はどんな終わり方をするのだろうか | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
NHKをはじめ、日本のメディアでもソレナリに話題 になったらしい、例のテレビドラマ はクライマックスに向かって絶好調。
 
という言い方が妥当かどうかはわかりませんが、航空会社からの強硬なクレームにより一時は放送打ち切り説まで囁かれたものですが、制作側が陳謝&釈明会見を開いて、「以後、内容を改めますので、なにとぞ、ご容赦を」のハズが、まったく改まってないところがオモシロすぎる。
動画 は、

「もうこうなったら、死んでやるから!」

と絶叫しながら、ベランダにしがみついたまま、なかなか死んでやらないババボボ女ですが、

「ツンパ丸見えを隠す、ボカシの嵐」

の評判に、外国人のオトーサンたちまでがテレビの前に座っているのだとか。
タイのドラマは週単位ではなく、日本でいうところの一家団欒ゴールデンタイムに週何日単位で放送されます。
篠原涼子主演「アンフェア」は20分ほど飛ばしただけでも話のスジが混迷してしまったものですが、「大戦争」は5回放送分を飛ばして視聴しても、問題ナシ。

ここ数回のエピソードは、イケメンをめぐる本妻と愛人さんの戦いが熾烈を極め、正攻法では勝てないと悟った愛人による愛児人質事件にまで発展。
「子供を返して欲しかったら、旦那をこっちによこせ」と、赤ちゃんが乗っている(かのように見せかけた)ベビーバギーを階上から投げ下ろすシーンは、なぜか、僕たちが昼メシに通っているシネプレ がロケ地でした。

また、ババボボ女が避妊具にひそかに穴をあけてコトに挑み、「子供ができたの」とイケメンを恐喝する描写も、とてもオコサマには見せられないと思うのだけれど、いわゆる、いにしえの大映ドラマですらも二の足を踏みそうな展開に、物語は収拾がつかなくなってきた。

3枚目の写真の奥は、その昔 、ミス東急に輝き、セクシー女優として一世を風靡したハニーの現在。
イケメンのお母さん役で出演中。

思い起こせば、ハニーもデビュー当時はタイ版「危険な情事」でババボボ役を演じていました。