などとエラそうに書いてるヤツ
もいますが、コーダの公開謝罪は「問題」発言とは別の方角でヒートアップしている、「コーダ憎し! 許すべからず!」の連中に対するセレモニーだったのだろうか。
「んなこと、べつにドーデモいいじゃん」
という声もあると思いますが、僕の周囲にはまがりなりにも「言葉」「文字」を売り物にしている連中も多いので、コーダ放言は少なからず他山の石とすべしイベントだった。
中でも僕が最も心を痛めた出来事といえば、もう数年前になるのだろうか、道楽的副業でモノ書きをしていた親しい友人が小さなコラムの中で、「突然の腹痛の原因はあの店で食べた、あのメニューだ」と書いてしまい、大騒ぎになったことがある。
友人としては、「日本食ブームにあやかった店が増えている中で、いいかげんな店には気をつけよう」と言いたかったらしいけれど、店の名前まで出してしまい、しかも、店の経営者はタイ人ではなく日本人であり、味と信頼においては前後におちないお店であったことが、全くのウンのツキだった。
タイでは部屋の内外の温度差が20度前後というところもあるので、エアコンの風向き次第で体調を崩すのは珍しいことではありません。
タイも日本と同様に、医療施設の公正な診断書がない限り、特定の固有名詞を挙げての食あたり、食中毒を公言することは社会的にも道義的にも許されない。
お店の経営陣は法的措置に動きだすし、一体全体どうなるのだろうかと僕も心配だったけれど、掲載メディアの真摯な謝罪で訴訟には至らずに決着し、友人は筆を絶った。
先方から圧力がかかったわけではなく、友人がギャクギレしたわけでもありませんが、モノ書き自主廃業というあまりにも大きなペナルティだけが残った。
最近の、百花繚乱のフリーペーパー 各紙も飲食店紹介などの広告記事が主体ですが、コピーライターなどの人材不足なのか、
「アタシテキにはぁ、書かなくたってェ、全然オッケーなんですけどぉ」
と、わざわざ書いてやってるんだから感謝しろ、と言わんばかりの態度をみせるカンチガイ使い捨てライターもいるのだとかで、僕などのところにもお店側と発行側の両方からプルーフリーディングの依頼がある。
フリペ、フリコなんて提灯ブラ下げてるだけのラクな商売だと思われがちですが、真剣な方々とはとことんお付き合い したいと思ってます。