
と言って憚らない僕ですら、一瞬、「何、これ!?」と目を見張ってしまうような話がタイの新聞に掲載され、それを邦字新聞が訳しています。
「やっぱりタイ人はこれかよ・・・」
「今の日本だって、似たようなアンケート結果になるさ」
ほか、感じるところは人ソレゾレだと思います。
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■世論調査、生活向上なら汚職も容認 (「バンコク週報」1月28日)
アサンプション大学の世論調査センターが1月27日に発表した世論調査結果によれば、「汚職があっても国民の生活が良くなれば、政府を支持する」との回答が50.5%に達した。
公徳心、原則、責任、誠実さ、良識に関する同調査は昨年11月10日~24日にかけタイ18県の4753人を対象に実施されたものだが、これまで結果が公表されていなかった。
その他の結果であるが、「贈賄を容認」が48.3%、「必要なら職業倫理違反も認める」が62.9%、「社会的風潮に合わせて行動する」が78.1%、「理性でなく感情で物事を解決しようとする」が62.65%、「自分の利益にならなければ他人を助けない」が53.1%、「自分の善行を多くの人に知ってもらいたい」が85.2%、「善行は気恥ずかしい」が61.8%、「最南部3県のテロ頻発は自分とは無関係で関心がない」が44.8%となっている。
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「自分の利益にならなければ・・・」に関しては、なんとなくわかる。
通訳、翻訳、ただの道案内による海外入金が大騒ぎになる ような職場環境では、ちょっとした友情業務、ちょっとした無償行為でも「あのヒトはホテルやレストランからコミッション 貰ってるんだよ」のレッテルを貼られてしまうことがある。
しかし、新聞記事をよく読んでみると、何のためのアンケートなのかもわからないし、以前にも僕は書いた ことがありますが、「●●●大学調べ」のタグイは、どれほどの「世論」なのかわからない。
ただ、ハッキリといえることは、こんな回答をしてしまう人間が僕の周りに何人もいたら、僕はこの国に10ン年間も暮らしてはないだろうな、ということぐらいですね。