深作監督も再評価していた、ジャニス・イアン「ユー・アー・ラヴ」 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
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紀伊国屋書店にマック雑誌2冊を受け取りにいったところ、ティーンズ誌の棚にシカゴブルース、チェスの面々が表紙の「レコード・コレクターズ10月号」が置いてあった。

当然、即買い。
バンコク10ン年、レココレを紀伊国屋で買ったのは初めてですが、在留邦人数の増加にともない、商品レンジも幅広くなってきているのかも知れない。

レココレ内の広告には、日本のCDマーケットではすでにメインストリームになってしまったのか、ジャニス・イアンの旧譜の紙ジャケ化とベストアルバムのお知らせ。
アンジェラ・アキのコメントには「ああ、そうですか」程度の反応しかできないけれど、最新ベスト「Ultimate Best」には、「ユー・アー・ラヴ」 が収録されている。

「ラヴ」は昭和55年夏に公開された、金満角川映画の頂点を極めた「復活の日」のタイトルソング。

ハリウッドではB級スターながらも日本では知名度が高かった、「暴力教室の熱血教師」「ベテラン空港整備士」「ナポレオン・ソロ」「ライフルマン」「ジェーム・ボンドの友人」「布施明の新妻」らを配役し、草刈正雄がマチュピチュまで登ったり、千葉の外房を南米チリ海岸に見立てたりして、小松左京の人類復興観を描こうとしていた。

オレンジ色の夕陽の中に佇むヨレヨレ草刈正雄のテレビコマーシャルがイアンの歌声にのせてバンバン流れていたものです。
オーストラリアでもテレビ放映されていました。

同映画の監督を務めた、茨城県民のヒーロー深作欣ニは、当時は「ラヴ」が軟弱すぎて好きではなかったらしいけれど、20数年後のDVDコメンタリーの中では、手のひらを返したように「ラヴ」を絶賛していました。

また、当時のエピソードとして、角川は最初はポール・マッカートニーにタイトルソングを要請したところ、にべもなく断られ、その時の執念が翌年の「レット・イット・ビー」と「ゲット・バック」の賃借成功につながったのだそうです。

◆「ユー・アー・ラヴ」収録アルバム

ジャニス・イアン
アルティメイト・ベスト~ベスト・オブ・ジャニス・イアン・フォー・ジャパン~