邦人数5万人(在留届出数3万人強)ともいわれているバンコクには、有料、無料あわせて、少なくとも10種類以上の日本語定期刊行物が出版されている。
その中で、日本の芸能ニュースを収集した週刊紙「ベイスポ」は新興紙ながらも、お子さんがいる日本人家族の間では人気が高い。
今週号の表紙は、東京ドームのミック・ジャガー。
で、モノは試し。
「ベイスポ」ではない、ある日本語出版社のタイ人社員さんたちに、この表紙を見せた。
年齢層は21~41歳、平均月給は15,000バーツ。
「この人は、ミック・ジャガーさんです」
と答えたのは、在社していた30人中、女性1人だった。
外国の諸情報を販売する会社内ですら、この程度の認知度しかないのだから、ほかのサンプルは推して知るベシ。
ちなみに表紙を持っている写真の女性は、「ボン・ジョヴィ」と回答した。
バツとして、顔は載せない。
3年前の幻のタイ公演直前。
繁華街兼オフィス街の高架鉄道駅で「アウト・オブ・アワ・ヘッズ」のLPジャケットやベロマークを見せながら、同じような「アンケート」をとったこともある。
謝礼は、TDK・Dシリーズ90分テープ3本パック。
その時は、「ローリング・ストーンズ」の名前と顔を知っていたのは、1,066人中26人だった。
こういう周辺環境の中で、ひたすらストーンズを聴き続けてきた僕は、やっぱり変人奇人なのかも知れない。
もっとも、「ヘルプ!」のジャケットを見せても、似たような結果が出るのかも知れませんけどね。

