8/31のM-1一回戦レポ・その5ラスト | 悲喜籠もりの童夢

悲喜籠もりの童夢

 ひ  き  こ

続きです

Gブロックの途中から

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・じぇんばじぇんば ○

漫才:早ツッコミゲーム

ボケに対して早くツッコめたほうが勝ち、というゲームをする。「自分でボケて自分でツッコむってズルくない?」と相方に言われるが「そっちは本職がツッコミなんだからハンデだよ」と言われ、やることになる。全体的にしっかりウケてた印象です。こういうネタってアドリブ感を出しながらやるのが大事ですよね。笑撃戦隊がやってる『先にツッコむから後からボケて』とその点は似てる。台本ある感が出ちゃうと冷めてくるネタなので初見が一番楽しめますね。後半で、最近の漫才でよくある『やり返すパターン』ってのがあって、それは普通に無いほうがよかった。『自分でボケて自分でツッコむ』っていうのをツッコミ側もやりだすっていう。やり返すパターンは増えてきたから、もう避けたほうがいいんじゃないかな。

個人評価3



・グレムリン ×

漫才:祝儀の値段

入れる祝儀の値段をどのくらいにしたらいいか分からない、という漫才。「結婚したのが親友だったら?」とか「奥さんが妊娠してたら?」と言われるたびに「だったら三万」や「それなら五万」と入れる額が変わっていく。ちょっとパリピのネタと似てますね。相方に言うことによって、パリピかパリピじゃないか判断するように、相方の言葉で入れる額を変えていく。正直パリピのネタと同じで、この狭い範囲の中だけで笑いをとるのは難しいかな。

個人評価2



以上がGブロック

Gブロックの一番はじぇんばじぇんば

続いてはHブロック

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・ひみつスナイパー健 ○

漫才:選挙演説

政治家になりたい的な話から、選挙演説の場面を演じるコント漫才。ここは面白かった。どういう話の流れかは忘れたが「自信あるんですか?」「ありますよ、MAXを餃子50皿分としたら、90%です」「餃子使えよ、焼いたのに勿体ねえだろ」とか、かなり良かった。ボケだけじゃなくツッコミも言葉選びが上手いとこがポイントですね。選挙演説の場面に入ってからも「わたくしは女子中学生です」「うそつけー」のとこ凄いウケてました。ツッコミは選挙演説を見てるガヤっていう設定なので、大声で罵ったりも出来るし、ちゃんと力を活かせる設定にしてると思いました。このコンビのボケのふじこさんはネット大喜利をしてる人で、僕も一応ネット大喜利してるので、全く話したこと無いけど挨拶させてもらいました。「あの、悠祐ゆっけって言うんですけど知ってますか?」みたいな感じで挨拶したら、もちろん知ってますと言ってくれてひと安心でした。「ネタめっちゃ面白かったす」と何度も伝えました。ほんとはじっくり会話したかったんですが、人見知りで緊張したので2分くらい話して退散してしまいました、こっちが年上なのに恥ずかしい理由での退散ですな。また挨拶出来る機会があったらもっと喋るぞ。いや~知ってる人とかのひいき目無しに見た上でネタのレベルが高かった。

個人評価6



・ガミガミ ×

漫才:究極の選択

また究極の選択ですね…。すいませんここは詳しくは忘れた。

個人評価1



・クマムシ ○

漫才:佐藤のトリセツ

西野カナのトリセツという歌のように、相方である佐藤のトリセツの歌を作った、というネタ。この日の中ならかなり知名度は上の方のクマムシですが、正直もしかしたら落ちるかも、って思いましたね。今までの、歌のクオリティや歌の内容で笑わせるタイプのネタのほうがよかったかな。要であるボケがイントロが長くて歌になかなか入らない、というよくあるパターンだなーってボケだったので、残念だった。ウケはそこそこな感じで、知名度が無かったら落ちてると思う。

個人評価3



・おばけザウルス ○

漫才:殴らせて

男女コンビ。「バットで頭を殴らせて」と女側が、男側に頼むネタ。「殴られた時に頭から出てきたヒヨコを飼いたい」と言いだす。頭から出るヒヨコを飼いたがる、というアイデア一本勝負の漫才なので、ハマらない人には最後までハマらないネタかも。自分はもう少し言葉選びでの笑いも欲しかったかなーと感じた。そこそこのウケで合格は納得。

個人評価3



・新宝島 ○

漫才:最後の晩餐

「どうも~~クマムシで~~す」と登場。ちょっと空回り気味だったかな。このコンビの片方の人もネット大喜利をしてた人なので期待はしてたんですが、基本的に声が大きく、どうしても客側と温度差が出来てしまうかなー。虹の黄昏、というコンビくらいぶっ飛んでたら声大きくてもいいが。最後の晩餐なのにウナギで精力つけてしまう、みたいなボケとして結構ちゃんとしてる部分があるから、もう少し落ち着いた感じで見たいかも。

個人評価2



・銀河と牛 ×

漫才:犬を飼いたい

ここはあまり覚えていない。犬じゃなく犬山さんだった、みたいなボケがありました。

個人評価1



・馬稼業 ○

漫才:友達がいない

友達がいないことを嘆くネタ。「ETですら4~5人くらい友達作って帰ったぞ」ってセリフは面白かったしウケてた。ここは片方が元.スパナペンチというコンビで、キャラがしっかり客に受け入れられてたと思う。パンチ不足ではあるが。

個人評価3



・本田兄妹 ○

漫才:怖い話

兄妹の漫才。妹のボケに対して「今のボケ良いね」や「今日イチが出たな」など兄が褒める。ボケに対していちいち褒めるみたいなパターンは今までもあったとは思うが、しっかりウケてた。自分は好みのネタじゃないな~と思いながらいつもこのコンビのネタを見てますが、毎回ウケてる印象があります。兄妹の雰囲気が客に受け入れられてるんだろうな。自分は苦手。

個人評価2



・Super☆アーケオプテリクスwithごん太 ×

漫才:エコ

親子のコンビ。兄妹の次は親子かい。ネタは忘れちゃいました。

個人評価2



・アルティメット ×

漫才:おばあちゃん

片方が長渕剛の格好。おばあちゃんとのやり取りを演じる漫才。アイスを食べたいと言ってるのにおばあちゃんが蒸かした芋ばっかり持ってくる、というのが大体のボケ。結構ウケてたけど、色物なので厳しい審査になりましたね。

個人評価2



・そいつどいつ ×

漫才:イジメ

学生時代にされたイジメの話をするが、それが芸人にとっておいしいイジメばっかり、というネタ。ザリガニのハサミで鼻を挟まれたり、熱々のおでんを食べさせられたり。全体のボケは少しベタめであまりウケてなかったですが、「芸人としておいしいってどういう意味?」「お前、お笑い知らねえババアかよ」というツッコミはウケてましたね。でもそこだけかなー。

個人評価2



・Theまてぃーに ×

漫才:究極の選択

また究極の選択かいーー。相方と彼女が溺れてたら、どっち助ける?という話。「でも俺、彼女いないけど」とリアルに考えちゃう、みたいなパターンかな。うーん。イマイチ。

個人評価1



・かっぽんかっぽん ○

漫才:バイト

つまらないバイトしかしたことない、という話から始まる。そしてバイトの話を聞くと、ロシアで光る玉を売るという、変なバイトだった。こんな内容ですね。ぶっ飛んでるネタは基本的に好きなんですが、これに関しては全くハマらなくて、なんかシュールが似合わない雰囲気のコンビなんですよね。ハマるネタもあるかもしれないが、このネタはハマれなかった。

個人評価2



・VEGEMITE ×

漫才:窓拭きのバイト

窓拭きのバイト場面を演じるコント漫才。「あそこが俺んちです、あそこおばあちゃんの家です」「小学生の遠足か」みたいなくだりがありました。うーん、もう少しツッコミの言葉選びを思考してほしい。

個人評価2



・トップリード ○

漫才:プレゼント

相方にプレゼントをあげたいと言い、気持ち悪がるというネタ。トップリードの漫才はこういう腐女子ウケのしか無いのかなー。もっと色んなパターン出来る組だろーと思いながら見てた。ウケはまぁまぁで合格圏内。和賀さんの、プレゼントを受け入れてしまってる自分に対してツッコむみたいな、軽いノリツッコミも比較的ウケてたかな。ちなみに、キングオブコント準決勝ではその日一番のウケだったのに落とされたようで、ほとんどの人のレポで一番と書かれてたのに無念。やはり決勝で2連続最下位の印象のせいか…。頑張ってくれー。

個人評価4



以上がHブロック

Hブロックの一番はひみつスナイパー健ですね

ではやっと、最後のグループ、Iグループです

ご覧ください



・ビギン!ナウ ○

漫才:血筋

結局血筋の良い天才には追い付けない、という話。結局スラムダンクもドラゴンボールも血筋良い奴の話なんだよ!とキレてる所はしっかりウケてたかな。それでも全体的に考えると落ちるかなと思ったけど。

個人評価2



・オレンジセレナーデ ×

漫才:父が息子を励ます

父が息子を励ますシーンを演じるコント漫才。コナンのボケばかりして「コナン読んできただろ?」とツッコまれる。うーん、ボケが弱いかな。

個人評価1



・アブリカルビ ×

漫才:落ち込んでる人を励ます

落ち込んでる人を励ましたい、という始まりのネタ。凄く、まくしたてるタイプのネタなので喋りが上手くなきゃいけないネタだと思うんですが、肝心の喋りが下手なので絶対向いてない。なんでこういうタイプのネタ選ぶかなー。

個人評価1



・からっぽハイツ ○

漫才:究極の選択

究極の選択もういいだろ!!!!と思いました。漫画が好きという話から漫画と色んなものを比べて選択させられる。ボケだと「家に漫画は何ページある?」「ページでは言えんわ」とか結構良いボケがいくつかあったんですが、ウケがあまり無かったので受からないと思ってました。ここ受かるなら他の究極の選択の組で受かってほしい組があったけどなぁ。

個人評価2



・マイペース ×

漫才:お婆ちゃんの知恵

唾つけたら治る、などお婆ちゃんからよく聞く知恵の話。唾でどういう風に治るか説明するために「俺唾液やるからお前血やって」とコントに入る。面白くなりそうな雰囲気はしてたが、いまいち盛り上がりに欠けたまま最後まで、という感じ。惜しいなーって印象です。

個人評価2



・チバハラ ○

漫才:オレオレ詐欺

オレオレ詐欺を演じるコント漫才。オレオレ詐欺なのに「チバちゃん?」「はい」とすぐ名乗ってしまう、みたいなボケが多かった。キャラが少しずつハマって中盤から結構ウケてた。自分はハマらなかったかなー。ウケ的には合格は納得。

個人評価2



・愛のむきだし

漫才:新宿の道は固い

新宿の道は固い、という話。流れは覚えてないが「朝、でっかくなっていいよ」とか「天まで届く光の柱出していいよ」とか色んなこと提案されて最終的に「さっきから、いいよって何?」とボソッとツッコむとこ面白かった。ホントどういう流れだったかな…そこ思い出さないと肝心のボケの意味がわからんな。あ、新宿は人が多いから待ち合わせが難しいみたいな流れだったかも、だからでっかくなったり光の柱出して見つかりやすくする、みたいな感じだったかな、多分。中盤から好きでしたが前半はまだ面白みに入り込めなかった。

個人評価3



・ワルツグリーン ×

漫才:女王蟻と働き蟻

女王蟻と働き蟻の様子をミュージカルで演じるネタ。ほんとにただミュージカルの感じで蟻の様子を演じてて、笑いどころを見つけられず。アマチュアならではだなー。

個人評価1



・ふっとわーく ×

漫才:肉屋など

肉屋や美容師や、色んな話題がごちゃごちゃしてて、あまり覚えてない。すいません。

個人評価1



はい!やっと全て書き終わりました

全グループ終了です

では最後にこの日の個人的なベスト5を書きます

こちら

1.ピケ
2.ひみつスナイパー健
3.カラン
4.バッドナイス
5.トーキョーハコクラブ

以上です~見てくれた方に感謝~