二戸 ('04.4.4)

 

IGRいわて銀河鉄道に乗り、12時49分出発。
右に新幹線の線路が並行。
トンネルを抜けると新幹線は見えなくなり、かわりに馬淵川が並走する。
一戸駅を出ると、車掌さんのアナウンスが。ワンマン運転ではなくなっていた。
田畑にはまだ雪が残っている。
小鳥谷(こずや)を出ると、線路が築堤の上に上がり、周囲の迫力ある山容が一度に眺められる。

 

トンネルを抜けると、狭い山間の景色に。せせらぎ程度の川が流れている。
スキー場のある奥中山高原に近づくと、右手前方に岩手山が見えてきた。
御堂駅を過ぎると、家の数が増えてきた。
新幹線の高架が2回オーバークロスして、いわて沼宮内に到着した。

 

 

 

 いわて沼宮内(いわてぬまくない)

↑(一戸~小鳥谷(こずや)~小繋(こつなぎ)~奥中山高原~御堂(みどう)~)

 


午後1時24分、いわて沼宮内着。
(ゲーム路銀 \5,860-\1,030=\4,830
岩手町にあるこの駅には、岩手広域交流センター「プラザあい」が併設されている。
岩手町紹介コーナーで、土器やホッケーに関する展示を見る。

 

駅から徒歩10分のところにある、石神の丘美術館へと向かう。
道はきれいに整備されていて、歩きやすい。
国道からちょっとそれてるから、車も少ないし。

 


石神の丘美術館に到着。
いきなり野外彫刻群に出迎えられる。

 

この美術館は、屋内の企画展示室と、屋外の展示場で構成されている。
(屋外展示の観覧料\100、今回は企画展と込みで\200支払う) 

※現在、屋外展示「花とアートの森」の観覧料は、4月~10月¥500、11月~3月¥300です。

 

行われていた企画展は、「島村真樹子展 1990年の噴火」。
ポストカード大の作品が、大量に展示されている。
島村さんは40代後半になって突然、内なる衝動にかられて、ポストカードに水彩で描くことを始め、
4ヶ月で2000点もの作品を制作したという。

 

ちょうどご本人がいらっしゃったので、ほかのお客さんと一緒に、お話をうかがうことができた。
今では、仕事のために描くこともあるが、やはり描きたい時に描いたほうが楽しいし、満足のいく作品ができるとのこと。
クリエイター、特にゲームクリエイターにとっては、耳の痛い話かもしれない。
私もそういう制作がしたい。

 

続いて、屋外の展示場へ。適度に起伏があって、散歩するのにちょうどいいコース。
彫刻の写真を載せるのもはばかられるので、それらは公式サイトでご覧いただくこととして。
(※現在は野外有料エリアの、私的目的での撮影、個人のSNS等での写真公開は可能だそうです)

 


いわて沼宮内駅越しに見る姫神山と、


くっきり大きく見える岩手山の写真を。
岩手山も肉眼ではよく見えていたのだが、写真に撮ったらなぜかこうなってしまった。

 

 

 

鉄道コム

 




隣接する、「道の駅 石神の丘」に移動。

 


IGRいわて銀河鉄道のパンフレットに載っていた、「はるみどりソフトクリーム」を食べる。
「はるみどり」とは、当地のキャベツの銘柄。
つまりキャベツのソフトクリーム。
実物はここまで濃い緑色ではないが、でもうっすら緑がかっている。
ほんのり甘くておいしかった。

 

産直野菜やおみやげ品の販売所もあった。
ご当地名産、ブルーベリーのジュースを飲みながら、駅まで歩く。

 


「遂に盛岡入り。北上川と岩手山と盛岡城跡」へ続く)

 

 

岩手町観光・イベント IGRいわて銀河鉄道 JR東日本 岩手県公式観光サイト

 

 

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