女性版SASUKE、KUNOICHIが7年ぶりに復活!

 

1月13日(月・祝)午後6時30分からTBS系列で放送される『KUNOICHI2025』

 

 

ゲイムマンは、ゼッケン50番(大トリ)、 水野裕子様を全力応援します!

 

 

▼昨年、水野さんのSASUKEワールドカップ出場が決まったときに持ち出して並べてみた、昔の写真集とかDVDとか。

 

 

 告知動画での水野裕子さんが破格の扱い。もしかしたら……。

 

水野さんは大トリ、ゼッケン50番での登場!
しかもKUNOICHIの告知映像では、水野さんがめっちゃめちゃ大きくクローズアップされている。

 

 

確かに水野さんは、過去のKUNOICHIで2度FINALに進出しており、しかもそのことが「アスリート系タレント」としての、芸能界での飛躍につながっている。つまり水野さんにとってKUNOICHIは大きなターニングポイント。
またKUNOICHIにとっても、水野さんが惜しくも完全制覇を逃したことで、その後は水野さんが完全制覇を成し遂げるかどうかが大きな見せ場となって、番組を盛り上げた。

 

 

……という経緯があるのはわかるが、それは初期KUNOICHIの第2回から第7回、2002年から2007年の話。
そんな昔に活躍した選手を大きく取り上げるのは、今回、かなり善戦したからだろうか? だとすればオンエアを見るのが楽しみだ。
(逆に、第2期KUNOICHIで活躍し、SASUKEでも1st STAGEをクリアしたことのある、大嶋あやのさんの扱いが小さいのが気がかり。凄十のCMでの扱いの方がよっぽど大きい)

 

 

ただ、ファンがこういうこと書いちゃいけないのかもしれないけど、ほかに番組の目玉となる選手があまりいないから、水野さんがクローズアップされたのかもしれない。

 

昨年末のSASUKE2024では、98番が長野誠さん、99番が漆原裕治さん、100番が森本裕介さんと、完全制覇を経験した選手が大きなゼッケンをつけた。
水野さんは完全制覇の経験はないが、今回の出場選手中唯一、FINAL STAGEを経験している。ただし第2回と第3回(2002年と2003年)。
第5回(2006年)で3rd STAGEまで進んだのを最後に、1stすら突破していない。……今回、大トリで大丈夫だろうか?

 

今回の出場選手の中で、1st STAGEクリアの可能性があり、かつ知名度のある選手といえば、前述の大嶋あやの選手のほか、アマレス東京五輪金メダリストの金城梨紗子選手(川井姉妹の姉のほう)、トランポリンの森ひかる選手くらいか。
柔道金メダリストの角田夏実選手や、SASUKEワールドカップで活躍したオリヴィア・ヴィヴィアン選手が、昨年末のSASUKEに出場しているが、今回のKUNOICHIには参加していない。
SASUKEアイドル予選会で好成績を上げたアイドルが複数人出場しているので、活躍してくれればいいのだが。

前回までの大嶋選手のように、この先の活躍で知名度を上げる選手も出てくるかもしれないが、今回に関しては視聴率が心配だ。

 

 第2期KUNOICHIは運の悪さもあって苦戦した

 

なぜ今回の視聴率がそんなに気になるかというと、今までのKUNOICHIの歴史的経緯が関係する。
2001年から始まり2009年に終了したKUNOICHI(便宜上「第1期KUNOICHI」とする)は、2017年に復活した(この時期のKUNOICHIを「第2期KUNOICHI」とする)。
だが視聴率が低迷して、この第2期KUNOICHIはたった3回で終わってしまった。

 

第2期KUNOICHIは、運が悪かったとも思う。

 

第10回(第2期第2回)がオンエアされた2017年7月2日は、小池百合子氏が都知事となってから初めての都議会議員選挙の日で注目度が高く、小池知事が率いる都民ファーストの会が躍進。NHKの選挙速報が高視聴率を得た。
さらにこの日は、デビュー以来29連勝していた将棋の藤井聡太四段(当時)の対局がフジテレビの『Mr.サンデー』で報じられ、しかも藤井四段が佐々木勇気四段(当時)に敗れて連勝が止まったこともあり、こちらも大きな注目を集めた。

加えて日本テレビは『THE鉄腕DASH』からの『イッテQ』、テレビ東京は『モヤモヤさまぁ~ず2』からの都議選特番で高視聴率を獲得。あまりにもオンエア日が悪すぎた。

もっともそんな中でテレビ朝日の『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』の特番は大健闘し、これを契機に深夜からプライムタイムに進出。「ナスD」こと友寄隆英プロデューサーの行動力が話題になった。

 

第11回(第2期第3回)では、第9回でFINAL STAGEに進出するなど、それまでの2回で活躍していたパルクールの泉ひかり選手が、大学の卒業式と重なったため不参加。総合格闘技の渡辺華奈選手が格闘技の試合を控えていたため不参加。
目玉となる選手が2人も欠けるというのは相当な痛手に他ならない。
さらに前回この2選手とともにBLACK STAGE(3rd STAGE相当)に進出し、その後『情熱大陸』に出演するなど知名度を上げていたフィットネストレーナーのAYA選手が、序盤のフィッシュボーンで脱落している。

 

この回を最後にKUNOICHIは開催されなくなり、今回まで実に7年間もの空白が生じた。
SASUKE総合演出の乾雅人氏は、トークイベントで「KUNOICHIの復活はない」と発言していたそうで(私は観覧チケットが入手できなかったので、直接その発言を聴いたわけではないのだが)、むしろよく復活させてくれたと思う。

それだけに、今回の視聴率は極めて重要なのだ。視聴率次第で、また早期打ち切りになる危険性がある。(最悪の場合、1回きりの復活で終わってしまいかねない)

 

 第2期KUNOICHIで非常に苦しんだ水野裕子さんの復活は成るか?

 

第11回(第2期第3回)でBLACK(3rd)まで進んだ選手は4名(うちFINAL進出1名)いるが、今回出場するのは大嶋選手だけ。
泉ひかり選手は、今回参加申込したことをX(twitter)で公表していたが、出場者リストに名前がなかった。理由はわからないが、Xのポストを見ると怪我などではなさそう。芸能関係の仕事と重なった可能性があり、またしてもKUNOICHIの“持ってなさ”が発揮されるはめに。

 

 

 

というわけで、消去法で水野裕子さんがクローズアップされることになったのだとしたら、大いに不安。

 

第2期に、30代半ばで、しかもまだNHK BSの『怪魚ハンターが行く!』など体力が要求される仕事で活躍していた時期だったのに、1stを一度もクリアできなかった水野さんが、42歳で好成績を残せる可能性は低い。

 

だが、水野さんと同じく第1期から活躍してきた渡邉美香(泉美香)選手が、第2期に今の水野さんくらいの年齢でRED(1st STAGE相当)を2回クリアしている。40代での1st STAGEクリアは決して不可能ではない。

 

第2期には正直全く見せ場がなかった(第9回フィッシュボーン、第10回ダブルペンダラム、第11回ドラゴングライダーと、3回とも、最も多くの選手が脱落したエリアで脱落している)が、SASUKEワールドカップ以降、より本格的にトレーニングを積んでいるそうで、その努力が実を結ぶかもしれない。
仮に消去法だとしても、1stの序盤や中盤で落ちる選手を、告知動画であれだけ大きく扱うとは思えない。1st終盤、そり立つ壁までは進んでいるのではないか?
もしかしたら、第5回大会以来19年ぶりの、1st STAGEクリアを達成しているのだろうか?

 

 

もっとも、SASUKE2024ではフィッシュボーンという、身体能力がさほど問われないエリアで、視聴者も何が起こったのかよく見えないような形で、いつのまにか脱落していた。
KUNOICHIでも同じことにならないか、やっぱり不安が残る。

 

フィッシュボーンはKUNOICHI発祥だが、私は個人的に大嫌いなエリア。
ほかのエリアとは要求される能力が著しく異なる。スピード、スタミナ、パワー、バランスのいずれでもない。慣れ。あとセコンドからの指示。
なので、KUNOICHI第11回のAYA選手や、ワールドカップの外国人勢のように、終盤で活躍しそうな選手を序盤で落としてしまい、大会の盛り上がりを損ねる危険性が高い。
それに視聴者からみると、横からの視点でも、アップになってても、成功・失敗の過程や理由がわかりづらい。だからほかのエリアと違って、突破した選手の凄さを感じられないし、脱落した選手がなぜ脱落したのか理解できない。

 

今月末のトークイベントで、乾雅人氏がSASUKE2024の各エリア(フィッシュボーン含む)のマイナーリニューアルの意図について語るらしい。あの乾氏が、深い考えもなしに惰性でフィッシュボーンを残しているとは到底考えられず、どういう意図であれを残しているのか気になる。
もちろん、なぜKUNOICHIが復活したのか、その経緯についても聞きたい。

 


▲SASUKEワールドカップ開催時に発売された、出場選手の似顔絵シール

 

今回の大会、私は観覧申込をしたが、抽選で落ちた。水野さんの活躍を生で見られず、現地で直接応援できなかったのが残念でならない。

前半と後半で観客が入れ替わるようで、観覧募集もどちらかの時間帯にしか申し込めないようになっており、水野さんがどちらに出るのかわからなかったので、どちらに申し込むか非常に迷った。

第10回と第11回(第2期第2回と第3回)では前半に出場していたが、SASUKEワールドカップで目立っていたので、今回は後半に出ると予想して、一か八かで後半に申し込んだ。

水野さんは50人中50番目の登場ということで予想は大的中したのだが、それだけに抽選で外れてしまったのがなおさら悔やまれる。悔やまれるのひと言では済まされないくらい悔やまれる。

 

 

SASUKEワールドカップへの出場は、水野裕子さんのタレントランクを再浮上させるきっかけになったと思う。
水野さんの参戦が発表されたとき、X(Twitter)での反響が大きく、しかも、「待ち望んでいた」とか、「嬉しい」とか、「このポジションには水野さんがふさわしい」とか、好意的な反響が多かった。多くのSASUKEファンの皆さんが、水野さんのKUNOICHIやSASUKEでの活躍を忘れていなかったことが可視化された。
オンエア後も、「久しぶりの参戦でよくあそこまで進めた」など水野さんの健闘を称える声が多数。「アスリート系タレント」としての健在ぶりが、ゴールデンタイムで多くの視聴者に示される結果になった。
いちファンとして、乾氏とSASUKEのスタッフの皆さんには感謝しかない。

 

↓ほんの1年半ほど前に私がこんなことを書くくらい、テレビやネット等への露出が少ない状況だっただけになおのこと……。

 

もし今回のKUNOICHIで水野さんが目立つ活躍をすれば、よりランクが上がって、かつて出演して結果を残していた『土曜スペシャル』や、『Qさま』(体育会系のイメージが強い水野さんだが、これまで数々のクイズ番組でも活躍している)、あるいは『水バラ』など、ほかの番組への出演も増えるかもしれない。期待してやまない。

 

 

 

【追記】オンエア後の感想↓こちらです。

 

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