函館 ('03.5.11)
2003年5月11日。駅前に来たのが9時ちょうど。9時27分の市電を待つ。
停留所の近くのベンチで待っていると、目の前のデパート・ボーニモリヤの壁に看板が。
「アネックス6階にOPEN!! アミューズメント キッズパーク」
ゲームがあるかもしれない。今はまだ開店前だが、いずれ行ってみたいところ。
向かいの和光デパートにある、「7Fアニメイト」の看板も気になるが。
ところで、市電はしょっちゅう来るのに、なぜ27分まで待ったのかというと、
「箱館ハイカラ號」が来るからだ。
『電車でGO!旅情編』では隠し車両だった、レトロ調の路面電車である。
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しかしハイカラ號は、通常の車両より小さな車体で、車内は満員。
電停のほうも修学旅行生で混雑している。乗れるのか? と不安になったが、すし詰め状態に耐えかねた学生が3人ほど降りてくれたのと、電停の学生たちもこれには乗らず、次の電車を待つことにしてくれたおかげで、私は乗ることができた。
ハイカラ號の車内は、外観同様、木の風合いが生かされている。
ちょっと前まで走っていた、世田谷線の旧車両を思い出す。
十字街
十字街で下車(ゲーム路銀 -\9,650-\200=-\9,850)。
今日最初の目的地は、
赤レンガの金森倉庫群。
明治時代からある倉庫だが、現在は改装されて、ビヤホールやガラス細工店などが立ち並ぶ「函館ヒストリープラザ」などになっている。
一帯には、レストランやおみやげショップがある「函館西波止場」(上写真)や、やはり倉庫を使ったレストラン「BAYはこだて」などがある。
昔からの港町ならではの風景を生かした、ウォーターフロントの観光スポットである。
その一角にはまた、明治時代まで青函連絡線が発着していた旧「東浜桟橋」と、
「北海道第一歩の地碑」がある。
碑の形は熊をモチーフにしているそうだ。
西波止場に戻って、とうきびチョコレートとトラピストクッキーを買う。
今気づいたが、北海道には、六花亭、ロイス、石屋製菓と、なぜかチョコレートの銘菓が多い。
明治館で、いろいろなオルゴールを見て回る。
もと函館郵便局の建物。
考えてみれば、朝ごはんがまだだった。
海鮮市場の「いかいか亭」で、ウニ、イクラ、イカの三色丼。
(「現役時には乗れなかった青函連絡船・摩周丸に乗る(函館)」へ続く)
はこぶら(函館市公式観光サイト) JR北海道 函館市企業局交通部
俳優・八名信夫氏の著書『悪役は口に苦し』(小学館)の中で、それぞれの時代背景について補足説明する文章を、少しだけ書いてます。
当ブログ内で、ゲームブック風アドベンチャーゲーム『香川県からの脱出』を公開しています。
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