【丸亀：4】＜脱出ゲーム　香川県からの脱出＞

※このページは、『脱出ゲーム　香川県からの脱出』の途中のページです。ゲームを最初から始めたいときは、「【脱出ゲーム香川県からの脱出】タイトルページ」へ進んで下さい。

丸亀

12時になったので門が開いていた。
3つの門を立て続けにくぐると、そこに城主らしき人物がいた。

「おお、勇者よ！　そなたの来るのを待っておったぞ！」

「……え、勇者じゃないの？　この地に再び平和をもたらしてくれる、勇者が現れたと思ったのに」

「県強付会と戦うつもりがないなら、早くこの県から脱出した方がいい。あの条例はさまざまな意味で、この県の将来性を閉ざしてしまうけんの」

「その昔、この地で暮らしていた1人の高校生が、東京のゲーム制作会社の主催したプログラムコンテストで、見事に入賞を果たした。
　彼はその後、大学在学中に早くも起業し、プログラマーとして、またゲームデザイナーやプロデューサーとして、数々のヒット作を生み出したという」

「彼のように、若いうちからテレビゲームに親しむことで、コンピューターの扱いやそのプログラミングを覚え、才能を開花させる若者は今後も現れることだろう。
　また最近では、eスポーツのプロゲーマーとして、野球やサッカーなどのプロ選手と同様に、収入を得られるという可能性も開けている」

「しかし香川県では、いずこともなく現れた県強付会が、条例によって、子供たちがゲームに触れる機会を大幅に失わせた。
　そして、例の高校生のような才能を持ち、本来なら若い時期から活躍できたはずの少年少女の未来を、闇に閉ざしたのじゃ」

「この地に再び平和を！」

「わしからの贈り物じゃ！」

麻雀牌を手に入れた。

「ではまた会おう！　勇者……あ、勇者じゃないのか」

石垣にくっついているパンフレットを見る→【丸亀：2】

東へ進む→【宇多津：1】
西へ進む→【多度津：1】

※この作品はフィクションです。実在する人物・場所・団体等とは関係ありません。

2019年香川県議会議員選挙

丸亀市選挙区

定数 4　　立候補者 5

ゲーム規制条例に

賛成議員 1　　反対議員 2　　中立議員 1