西本宮とマサルさん<232日目 マサルさん助けてください!(4)> | ゲイムマンの日本縦断紀行

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を公開中。

坂本比叡山口('19.12.15)

 

引き続き、日吉大社。
ここから先は入苑協賛料¥300。
マップを頂く。日吉大社は本宮が東と西の2ヶ所あるなど、境内の構造が複雑そうなので、このマップは助かる。

 

マップに書かれた参拝コースをたどり、まず西本宮へ向かおう。
境内に流れる大宮川に架かる、大宮橋という石橋を渡る。
重要文化財「日吉三橋」の1本。

 

隣に同じく日吉三橋の、走井(はしりい)橋が見える。

 

独特な形の「山王鳥居」。
神仏習合の信仰を表しているらしい。
日吉大社の分霊社には、この形の鳥居が建っていることが多い。
例えば東京の赤坂にある、山王日枝(さんのうひえ)神社の鳥居もこの形。

 

このあたりは、というかこの神社は、紅葉の名所として知られているようだ。
しかし体調と天気と仕事の都合で、旅行の予定が1ヶ月弱遅れたので、紅葉はほぼ終わっていた。

 

神猿舎に本物の猿がいた。
神猿と書いて「まさる」と読む。神の使いらしい。

 

インスタ映えしそうな手水鉢。

 

西本宮の楼門。重要文化財。
この荘厳な造りの門の中で、

 

猿が屋根を支えているのがユーモラス。
四隅それぞれにいる。

 

木の柵に囲まれた神域に、拝殿と本殿がある。参拝。

 

西本宮の御祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)。
国づくりを行なった大国主神(おおくにぬしのかみ)の別名とされる。
天智天皇が大津宮に遷都した頃の668年、大和の大神(おおみわ)神社から勧請された。

 

拝殿は重要文化財。壁がない。鎌倉・鶴岡八幡宮の舞殿に似てると思った。
内部に猿の絵(絵馬?)が掲げられていた。

 

本殿は国宝。1586年(天正14年)に造営された。
檜皮葺(ひわだぶき)の屋根の、正面の突き出た部分の両横に、なだらかなカーブがかかっていて美しい。

 

この西本宮と、東本宮、宇佐宮の本殿は、「日吉造」(ひえづくり)という独特の形だそうだ。
正面から見ると、お寺によくある入母屋(いりもや)造に見えるが、背面のひさしが極端に短い。

 

あと、床が随分高い。
床下に「下殿」という部屋があり、かつてはここで仏事が行なわれていたそうだ。

 

織田信長の比叡山焼き討ち(1571年)によって、この日吉大社も全焼した。
信長の死後、これを再建したのが豊臣秀吉で、西本宮本殿をはじめ多くの建物が、秀吉の時代の再建である。

 

神猿(まさる)守をお受けする。
「まさる」は「勝る」や「魔去る」に通じ、縁起が良いらしい。

 

ここで「マサルさん」という名前を見るたびに、よゐこの濱口優さんの顔が思い浮かぶ。
面白いし、人柄が良さそうだし、長年芸能界の第一線で活躍されているし、奥さん若くて美人だし、……いろいろあやかりたい。
(濱口さんがそうなっているのは御本人の実力と努力)

 

日吉大社

 

びわ湖大津観光協会  びわこビジターズビューロー(滋賀県)
JRおでかけネット(JR西日本)  京阪電気鉄道

 

※旅のマップはこちら

 

※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。
第232回 マサルさん助けてください!(坂本比叡山口、比叡山坂本→堅田)
第231回 比叡山延暦寺ひと巡り(延暦寺)
第230回以前


大津(第224回~)
八日市、野洲~草津(第222回~)
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