招き猫ミュージアム <177日目 招き猫まつりとバスの旅(2)> | ゲイムマンの日本縦断紀行

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を公開中。

尾張瀬戸('13.9.28)

ゲイムマンの日本縦断紀行-招き猫ミュージアム(177-06)
招き猫ミュージアムへ。
昨日は展示替えで入れなかった、2階の展示室を見る。
入館料は通常¥300だが、招き猫まつりの期間中、¥150になっていた。

日本各地に伝わる、張り子の郷土玩具の招き猫や、常滑焼、瀬戸焼、九谷焼の陶製招き猫、さらに近年の創作招き猫。
狭いスペースながら、バラエティ豊かな招き猫がぎっしり。

招き猫といえば常滑の、ずんぐりとして小判を持った姿がおなじみだが、瀬戸の招き猫はもう少し細く、本物の猫に近いスタイルのものが多い。
瀬戸では明治30年代から、招き猫の量産が始まったそうだ。
その後に発展する、セト・ノベルティの原点となっているらしい。

一方、九谷のものは、全身に派手な文様が入り、眼光鋭いものが多い。

信仰の対象としての招き猫も紹介。
歴史ある東京の世田谷・豪徳寺の招き猫(※)から、比較的新しく招き猫を授与したり販売したりするようになったお寺・神社まで。
住吉大社楠くん社の、羽織袴の48体招き猫がユニーク。

(※ 彦根藩主・井伊直孝が鷹狩りから帰る途中、お寺の門前で手招きする猫がいたので、そのお寺に入って休憩すると、直後に突然の雷雨となる。
直孝は雨を避けられたことを喜び、このお寺を改築して、井伊家の菩提寺とした。
この猫が、招き猫の発祥になったという説がある。
別の説として、直孝が木の下で雨宿りをしていたときに、猫に招かれて本堂に行くと、今までいた木に雷が落ちた、という説も)

企画展コーナー「猫のティーポット展」(2014年9月22日まで)。
猫の手が注ぎ口になっていて、確かに招き猫っぽい。

招き猫ミュージアムのホームページはこちら


※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちらへ。
第177回 招き猫まつりとバスの旅(尾張瀬戸→高蔵寺→小幡緑地→守山自衛隊前→瓢箪山)
第176回 窯垣の小径は本当に小径だった(三郷→尾張瀬戸)
第175回以前