マルチメディア伝承工芸館 <176日目 窯垣の小径は本当に小径だった(5)> | ゲイムマンの日本縦断紀行

ゲイムマンの日本縦断紀行

ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を公開中。

尾張瀬戸('13.9.27)

西へ戻る。南側のまっすぐな道を歩くと、意外と早かった。

ゲイムマンの日本縦断紀行-マルチメディア伝承工芸館(176-25)
急な坂道を上り、マルチメディア伝承工芸館へ。
ここでも古い建物が活用されている。
モロとよばれる窯屋の細工場を復元したらしい。

ゲイムマンの日本縦断紀行-マルチメディア伝承工芸館(176-26)
隣に本館がある。(入館無料)

「瀬戸染付研修所」という別名のとおり、ここは作陶や絵付を学ぶ学習施設。
研修生・修了生の作品や、古い瀬戸染付の磁器を見ることができる。
また、ここにも古い窯が保存されていた。

染付の青い色が出る仕組みが、展示で解説されていた。
還元焼成という、酸素が足りなくなる焼き方をすると、呉須(絵付に使われる顔料)や釉薬に含まれる酸素が出ていき、中の酸化コバルトから酸素が取れて青くなるそうだ。
そんな化学変化を利用して、色を付けていたとは。

研修生の作陶の様子を見ることができる。ろくろを使った絵付けが行なわれていた。
絵付け前や焼く前の小皿などが、工房にずらりと並んでいた。

瀬戸市マルチメディア伝承工芸館のホームページはこちら

ゲイムマンの日本縦断紀行-末広商店街(176-27)
さらに西へ進み、招き猫ミュージアムを目指す。
途中まで、川の南側にある、末広町商店街というアーケード商店街を通ってみた。
狭い通りに昭和のお店が並ぶ、どこにでもありそうで、そうあちこちにはなさそうな風景。
旅館や寄席まであった。

ゲイムマンの日本縦断紀行-招き猫ミュージアム(176-28)
川沿いの洋館が、招き猫ミュージアムだった。
すぐ前の駐車場では、明日から始まる「招き猫まつり」の準備が進められている。

ミュージアムの2階展示室は、展示替えのため休みだった。
ただし1階のショップや、隣接する売店で、個性的な招き猫を数多く見ることができた。
ここには明日また来てみよう。

招き猫ミュージアムのホームページはこちら

瀬戸の産土神(うぶすながみ)・深川神社と、陶祖・藤四郎をまつる陶彦神社に参拝。
深川神社のホームページはこちら

ゲイムマンの日本縦断紀行-新世紀工芸館(176-29)
新世紀工芸館へ行ってみた。(入館無料)

しかし、入口の掲示板を見ると、新しい企画展が明日から始まるとのこと。
1階の展示は見られるようだが、せっかくなので新しい企画展も見たい。
ここにも明日また来よう。
瀬戸市新世紀工芸館(瀬戸市文化振興財団)のホームページはこちら

※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちらへ。
第176回 窯垣の小径は本当に小径だった(三郷→尾張瀬戸)
第175回 陶磁器三昧の一日(陶磁資料館南→八草→瀬戸市、新瀬戸→三郷)
第174回以前