武蔵塚を探す <173日目 徳川家と豊田家のターニングポイント(4)> | ゲイムマンの日本縦断紀行

ゲイムマンの日本縦断紀行

ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を制作・配信中。

長久手古戦場('13.6.7)

長久手市郷土資料室の2階には、よろいかぶとや鉄砲のほか、明治から昭和初期の生活用具、長久手の主要産業だった、亜炭(あたん)という燃料についての解説、そして民俗芸能「棒の手」を演ずる人の等身大人形。
棒の手は、戦国時代の農民武芸から始まったという説と、修験道から始まったという説があるらしい。

長久手市郷土資料室のサイトはこちら

古戦場公園から5分ほど西へ歩くと、森長可の終焉の地、武蔵塚があるはずだが、

ゲイムマンの日本縦断紀行-血の池公園(173-10)
道に迷って、交通公園にたどりついてしまった。

この隣にある広場に、「血の池公園」という名がついている。
穏やかな住宅地の公園に似つかわしくない名前だが、歴史を感じさせる。
かつてはここに池があり、長久手の戦いに勝った徳川方の武将が、その池で武器を洗ったという。
以後毎年、合戦のあった4月9日になると、池の水が赤く染まった、と言い伝えられている。

携帯電話で地図を見て、武蔵塚の位置を調べる。
どうやらだいぶ北の方へそれ、さらに西へ行き過ぎたみたいだ。

ゲイムマンの日本縦断紀行-武蔵塚(173-11)
ようやく見つけた武蔵塚。
住宅地の中の、やや広い緑地の隅に、ひっそりと建っていた。

430年前は戦場だったはずの、今では閑静な住宅地を通って、長久手古戦場駅に戻ってきた。

ゲイムマンの日本縦断紀行-リニモ線路(173-12)
駅のホームからガラス越しに、線路の先にあるトヨタ博物館と、その向こうの大観覧車がはっきりと見える。
(写真では観覧車が見えづらいが)

ゲイムマンの日本縦断紀行-瀬戸デジタルタワー(173-13)
北の方には、地上デジタル放送の電波を送信する、瀬戸デジタルタワーがある。
名古屋市内の展望台から見るのとは違って、かなり大きく見える。

12時38分発の八草行きに乗って出発。
右手の森の中に、大きな建物がある。豊田中央研究所か。
左には名鉄バスが並ぶ。その先にトヨタ博物館。
博物館を通り過ぎて、12時40分、芸大通駅に到着した。
ゲーム路銀 ¥5,035-¥160=¥4,875


芸大通

ホームの南側に、高速道路(名古屋瀬戸道路)の料金所と、高校の建物が見えた。

ゲイムマンの日本縦断紀行-芸大通駅(173-14)
1番出口は、県道6号の高架部分の歩道につながっている。

ゲイムマンの日本縦断紀行-トヨタ博物館看板(173-15)
西へまっすぐ歩くと、トヨタ博物館だ。

※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちらへ。
第173回 徳川家と豊田家のターニングポイント(長久手古戦場→芸大通→藤が丘→一社)
第172回 3度目の東山、そしてさらに東へ(東山公園→藤が丘→杁ヶ池公園)
第171回以前