こんばんは！
Makersのうさまるです
明日から、いよいよ
『明日くじらが降ってくる』
が始まります。
大学に入って初めて舞台というものに関わり
年に1回くらいの頻度で
外部で制作をするようになりました。
舞台のことも未だによく分かってなくて。
あ、上手下手は唯一分かりますね。
バレエやっててよかった。
芸大で舞台に関わる人は
学校で「演劇」について学んでる人が
ほとんどだから
こんな素人がお役に立てるか分かりませんが…
みたいな気持ちでやってます。
ただ当日とか近づいて来たら
でしゃばるんですけどね。
最後まで我慢できない。
普段は主にイベントのことを
チラッとちょろっと学んでるので
大まかな流れは一緒なんですけど
やっぱり細かい部分は違うなと思う。
芸術と娯楽
演劇もイベントもどっちの部分もあると思うけど
作品への気持ちとお客さんへの気持ち
のバランスが微妙に違う気がする。
それが正解なのかはわからないけど
私にとっては
演劇は作品が1番。
イベントはお客さんが1番。
もちろん演劇もお客さんがいるからこそ
のものだと思うけど
お客さんのために作品の方向性や演出を
変えることは少ないと思う。
お客さんにも配慮しつつ芯にある作品を
損なわないよう気をつける。
逆にイベントはお客さんのために
内容や雰囲気を変える。
変えるというか、
ここの場所にはどういう人がくるか
っていうのを想定して考えるのが大事。
作品だけみたら演劇は作り手だけで
完成はすると思うけど
イベントは1人も参加する人がいなければ
それは失敗。ないものになると思う。
そういった意味でバランスが少し違うなと。
だから私が制作をする時に
素人やけど…演劇全然わからんけど…
って言うのはそういうことです。
たぶん演劇には演劇の暗黙のルール
みたいなのがあるんだろうなぁ
って思ってるから余計に笑
演劇について学んでないからこそ分かること
なんてことほんとに少ないけど
制作は唯一それがある役割なのかなと思う。
他の技術さんは、その技術を売ってるから
知識と経験とセンスがモノを言うというか。
専門用語とかめっちゃかっこいいですよね
話されるけど、今回の舞台の小屋打ちで
音響さん照明さんが
すっすっすっ
と話していて
かっこいーーーー！
って思いながら聞いていました。
私は、真剣な顔で頷いてました。
そう、それでね
技術を売ってるからこそ
1番関わるのは作品だと思うんですよ。
でも制作はお客さんと1番関わると思います。
小屋入りのタイスケだって
大体制作はぼっち。
やるべきことを淡々とこなす。
それはそれで楽しいんですけどね。
謎の結束力が生まれて。
お客さんと関わるからこそ
経験は大事だけど
演劇を知らないからこそ
知らないお客さんのために何をすればいいか
ここは唯一私が役に立てることかなと。
もちろん他の演劇に関わる人たちは
そういう方達のことも想定してるとは思います
でも、だからこそ、
他の人は他のことに集中できるくらい
やれるだけのことを考えてしたいなと。
失礼な話かもしれませんが
別に演劇が好きで好きでたまらない
みたいなことはないです。笑
ただお客さんと接客して上手くいったり
スムーズに進んでいくのが嬉しいし
スタッフさんや役者さんに少しでも
感謝されたら、この作品の欠片にでも
なれてるんだと思って嬉しいし
人の役に立ててるって実感しやすい場所
でもあるのかなと思います。
逆に言うと価値観合わない人とだったら
すぐ嫌になります。
最後までは絶対やりますけどね！
今回は特に前一緒にした人もいて
だんだん知り合いも増えて
会うと
あっ！お久しぶりです！
みたいな人とか
この友達少ない私でさえ名前聞いたことある人や
みたいな人もいて
楽しいです。
あとみんな優しい。
ほんとにね、
人見知りのわたしにも優しい。
そろそろ壺売られてもおかしくないレベル
でも1回生の時から知ってる人からしたら
私はまたまだ1回生って感じだと思う。
なんか中身とか振る舞いが笑
もう4回生だからそこらへんは
成長したな！って思われるように
頑張りたいと思う所存ございます。
なんの話をしてここまできたか覚えてないけど
とりあえず明日から小屋入りです。
結構好きな制作という役割を
後輩と一緒にやりきろうと思います。
不安もあるし
早起き嫌やなぁ、眠たいなぁ
とか思うけど
遠足の前日みたいな気分。
あれ入れて、あれも必要で、忘れ物ないかな
とか思いつつお菓子をポーチに
パンパンに入れてます。
あと私なりの「楽しみ」も
1ミリでも喜んでくれたらいいなと思いつつ
かばんに詰めました。
これを見ている役者さん
嘘でもいいから喜んでください。
私の前だけでいいから。
ちょっと、なんか、ね。
そういった意味でもドキドキしながら
片道約1時間半かけて
劇場内向かいます。
わたしのこの制作に向けて！
みたいのはどうでもいいんで
来てくれる方は作品をお楽しみ下さい
感染対策でほとんど稽古は観に行ってないので
私も観劇するの楽しみです。
一緒に楽しみましょう。
最後にこれは制作からのお願い。
それぞれの方に事情があると思います。
ただできる範囲で感染対策に
ご協力ください。
何か不安な点や事情があるなら
スタッフ、制作に言ってください。
観劇ができるよう精一杯頑張ります。
ただ熱ある方や
体調の悪い方は
大人しくお大事にして下さい。
なんなら物販もあるのでね。
制作側としても感染対策はしています。
ただ個人的に来ていただくお客様の協力が
あってこそ、徐々にリスクというものは
減らせるのかなとも思ってます。
いつもの観劇スタイルとはかなり違うとは
思いますが、尊重しあって
優しい世界で作品を楽しめたらいいなと思います
なので、改めて
ご協力お願いします🐰
明日から4日間はきっとへとへとだ
それが心地よくなりすぎて
体調崩さないように頑張ります。
寝坊しませんように。
おわり。