映画「アイ アム ア ヒーロー」感想 | へちまとろん

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空気です。
先日友人と「アイ アム ア ヒーロー」を見てきました。
ゾンビものはどちらかというと忌木さんの専門ですが(笑)
原作が面白いのと、予告編で興味を惹かれてみてきました。

この映画で一番の盛り上がりはやっぱりパニック描写でしょう。
鈴木の彼女のZQN(この作品ではゾンビ化した人をこう呼ぶ)化から都内脱出までのどんどん騒動が大きくなり人々が恐怖に陥る映像はかなり見ごたえがありました。

個人的に興味があったのがZQNの言動ですね。
この作品のゾンビはそれぞれ個性を持っていて、しゃべるし好きな行動をとる。(人にかじりつくのは他と同じですが)映画でもちょっとクスッとすることもありました。
が、やっぱり死体がアグレッシブに動くのは怖いものです。
中でも、原作でも活躍した、高跳びZQN。映画でもかなりの存在感を発揮しました。


で、この高跳びZQN役の人を私も友人も知らなかったわけです。
パンフレットを見ても主要な登場人物の役者は書いてあっても、その他は役者の名前だけ。
そもそも初登場からずっと頭が潰れてるから顔がよくわからない(笑)
しかし気になる。彼は誰だ?
友人曰く「朝ドラとかで有名になって『デビュー作は「アイアムアヒーロー」です』って言われても分からないと思う……」。確かに! なんかそれって虚しい! というわけで暇な女二人、さがしました。彼は誰だ!(2回目)
最初に友人が素直にググってみたところ、いろんな人が疑問に思ったようで検索にすぐ「誰」って出ました。でも疑問だけで答えは書いてない。
私はパンフレットに乗っている俳優さんの名前をググったりTwitterにいれたりして探しました。しかし出てこない。
(他のZQN役の方のアカウントを見つけましたが、それはそれで楽しめました)
そしてついに見つけたのがORICONNキャリアというサイトに長澤まさみさんが答えていたインタビュー。それによると彼は韓国のダンサーだそうです。
韓国ロケしたってパンフレットにかいてありましたしね。
そのあと東宝が監督にインタビューした記事を見つけ、そこにも同じようなことが書いてありました。
が、名前がない。
なんでだ! ラスボスだよ彼! パンフレットの表紙にもちっさく出てるのに! 私、激おこ!
……私は探しているうちに彼のファンになったようです。
結局何者かはわかりましたがパンフレットの韓国名らしきものから探すことが出来ず……。
まあ、ご縁があればまた日本映画に出ていただきたいものです。


と、いきなり高跳びZQNについて熱く語りましたが、やっぱりこの映画の見どころは鈴木の狙撃シーンでしょう! 溜めに溜めて、ようやく主人公、鈴木が活躍し、私は後味すっきりです。鈴木活躍シーンの興奮は文章で表すことが困難なのでぜひ、ご自身で確認することをお勧めします。


これを機に他のゾンビ映画を見てみようと思っている空気でした。ではでは。


追記

ちなみにパンフレットの裏表紙にいる高跳びZQN。



ラスボスというよりヒロインだねww