サックス侍と名古屋市公会堂のライトアップ | geezenstacの森

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サックス侍と

名古屋市公会堂のライトアップ

 

 昭和天皇ご成婚を祝した名古屋市の記念事業として1930(昭和5)年に開館したのが名古屋市公会堂です。カラヤン/ベルリンフィルの1957年の初来日の公演もこのホールで行われています。まあ、当時は名古屋ではこのホールしかなかった時代です。そして、2030年に迎える開館100周年に向け盛り上げようととして今回のライトアップが初めて企画されました。ライトアップされた建物前で、照明付きの和傘を用いた女性2人が踊りを披露し、路上アーティストで名古屋観光特使の「サックス侍」が演奏を行うという企画でした。ちなみに、現在委嘱されている名古屋観光特使は、

  • 2016年3月

    「BOYS AND MEN」「TEAM SHACHI」

  • 2020年2月

    名古屋のちんどん「べんてんや」
    「BOYS AND MEN」「TEAM SHACHI」に名誉名古屋観光特使を委嘱

  • 2023年10月

    新名古屋名物「ぴよりん」 

  • 2025年10月

    ストリートサックスプレイヤー「サックス侍」

という事で、サックス侍は一番新しい観光特使です。

 

 

 この企画、『夜公』として100周年まで毎年、周年月の10月付近で開催していくようです。さまざまな色にライトアップする幻想的な光の演出とコンサートが無料で聴ける素敵な演奏会でした。今回は妻と二人で参加したのですが、ステージの東端で待機していると、小生の目の前を通り、スロープを楽屋口のほうへ入っていくではありませんか。まずはびっくりです。

 

和傘を使った二人の女性による演舞

 

 

 二人の女性が光の演出を兼ねて和傘をステージに広げて置いたところでサックス侍の登場です。

 

 

 今回はソプラノサックスを使っての演奏でした。

 

 

 

正面ファサードの天井にも素敵なライトアップがありました。

 

 

 

 

 

 

 
 突然突風が吹き、飾られた傘が飛んでいってしまい、スタッフさんがすぐにかけつけて定位置に戻すというアクシデントもありますが、演奏は淡々と進みました。40分ほどのコンサートでしたが、アンコールの拍手も起こり、予定していなかった曲が追加で演奏されました。

 

鶴舞公園のシンボル噴水等もライトアップされていました。
 

 この日のコンサートは早速YouTubeでアップされていました。したがその音源です。コンサートは10分45秒ぐらいから始まります。

 

 

 この日はそれほど寒くなくじっくり音楽に浸ることができました。