東京遊山 2 | geezenstacの森

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東京遊山 2

 

 

 2日目は、朝一番で、東京都博物館で開催されている「ミロ展」に出かけました。当日チケットだとまた並ぶことが予想されたので事前にネットで購入することにしました。調べていて初めて知ったのですが、何とここも65歳以上は割引料金が設定されていて、通常2,100円が1,600円で入場できます。また、土日は時間帯指定になっていて30分単位で入場時間が指定できます。

 

 宿からは歩いて20分弱なので、9時30分入場でチケットを取りました。

 

上野の跨線橋を通って会場に向かいます。

 

 

東京都美術館は地下が入口です。

 

 この通路の下が会場になっています。入口ではスマホのQR画面と年齢確認の書類を見せればOKです。

 

 1893年にスペインのカタルーニャ州に生まれたジュアン・ミロ(1893~1983)は、同郷のピカソと並び20世紀を代表する巨匠に数えられます。太陽や星、月など自然の中にある形を象徴的な記号に変えて描いた、詩情あふれる独特な画風は日本でも高い人気を誇ります。そんなミロの創作活動は、没後40年を迎えたいま、世界的に再評価されています。本展は、〈星座〉シリーズをはじめ、初期から晩年までの各時代を彩る絵画や陶芸、彫刻により、90歳まで新しい表現へ挑戦し続けたミロの芸術を包括的に紹介しています。世界中から集った選りすぐりの傑作の数々により、ミロの芸術の真髄を体感できる空前の大回顧展となっています。

 

 今年は2月に「クレー展」に出かけていますから、キュビズムの巨匠2人に巡り合う事になりました。

 

 会場は5章入場分かれています。入口から4章までは写真撮影は出来ませんでした。第5章だけが写真撮影OKとなっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なかなか見応えのある展示でした。

 

 さて、昨日は東京国立博物館が時間切れで全部見ることが出来なかったので、この日はパスした「黒田記念館」へ立ち寄りました。

 

 ここは東京国立博物館の敷地の中にはありません。

 

 

 

 道を挟んだ西の芸術大学の前にあります。旧帝国ホテルと同じスクラッチタイルの外壁が存在感あります。

 

 

 アール・ヌーヴォー調の内装もシックです。

 

 

 

 いずれも教科書でお馴染みの重要文化財の「湖畔」や「読書」といった作品がさりげなく陳列されています。

 

 そして、こちらも昨日のスケジールで行く予定にしてあった「国立科学博物館」へ回ります。

 

 

 こちらも計画を組んだ時は入館料が620円チェックしたのですが、何と入口にはここも65歳以上は無料と書いてあるではありませんか!!ということで子供以上にはしゃいでしまいました。

 

 地球館と日本館、見応えがあります。多分まともに見学しようとしたらここだけで1日でも足りないくらいでしょう。そんな事で、今回は地球館メインに見て回りました。

 

 収蔵物が多過ぎるので、ちょっとごちゃごちゃし過ぎていますが、先ずは地下1階の恐竜セクションから見て回る事にしました。

 

 

 

 

 

 

 あとは屋上まで登り、上から攻めていきました。ただし、圧倒されて見るだけで疲れてしまいます。

 

 

 日本館は天井のステンドグラスが異色でした。

 

 

 

 

 

 特色といえば鉱物資料の充実でしょうか。見ていて飽きませんでした。火山活動が活発ということはそれだけ変性を受けた鉱物が多いということなのでしょう。

 

 

 日本館の入口にはフーコーの振子があるのですが、入館の時は13時辺りを通過していたのですが、閉館の時は17時の位置にありました。

 

 

 1日の時間の変化を如実に感じることが出来ました。

 

 本来の予定では「森の美術館」も行く予定でしたが全くそんな時間は取れませんでした。(~_~;)

 

 明日も予定は変更しまくりでしょうなぁ。