東京遊山
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纏まった休みが取れたので、急遽東京へ行くことにしました。まあ、年なのであまり動き回ることはせずに、今回は上野を集中的に見て回ることにしました。ネットで調べていて初めて知ったのですが、「東京国立博物館」は70歳以上は通常展示は無料なんですなぁ。それで、本館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館、黒田館が見れるわけですからこれを使わない手はありません。
また、小生は昔から泊まるところには拘らないので、trivago経由のアゴダ検索で上野の宿を検索です。昨今はインバウンドのせいで宿泊費はバカ高くなっているようですが、アゴダは小生にぴったりの宿を見つけてくれました。
新幹線の切符も当初は、JR東海のスマートEXで取ろうとしたのですが、クレジットカードが最終的に認証されなかったので諦め、金券ショップで調達する事にしました。名古屋ー東京が9,900円で済みました。名古屋は始発に近いですから、自由席で十分です。
てな事で、一路東京へ。今まで、新幹線から富士山をくっきり見たことがなかったのですが、この日は初めて雲のかからない富士山を眺めることができました。
そして、今回は山手線を使わず、新幹線から1番近い上野東京ラインの車両で上野見参です。
今回は中央出口ではなく、公園口から出ます。
改札を出たら目の前が[東京文化会館」です。
そして反対側には「国立西洋美術館」です。
残念なのは今は展示替えで休館していた事です。
でも館外展示はそんな制約はありません。
そして、国立東京博物館です。
平日でも、チケット売場は大行列です。入館まで30分ほど掛かりました。右が本館わ左は表慶館です。
本館入口
常設展は2階から始まります。
階段を登った正面には天皇が行幸の時に使った「鳳輦(ほうれん)」が鎮座しています。明治天皇までは使用していたようです。
こちらは天皇が内裏の中を移動する際に使用したようです。孝明天皇あたりまで使用されたようです。
教科書でしか見たことのないハート型の顔を持つ土偶です。こういう重要文化財があちこちに並んでいます。
銅鐸や土偶、そして深鉢など初めて目にするものが所狭しと並んでいます。
発掘された銅鐸
まさに縄文で彩られた土器です。これも重要文化財
日本製の鏡です。模倣でも精巧です。
大刀を持つ埴輪です。
鎮壇具の数々
金箔が貼られていた大盤です。
模造品ですが精巧な観音菩薩像です。
仏具としての香炉です
珍しい四角の鏡です。
八幡神坐像、応神天皇の化身と伝わっています。
あまりに膨大なので続きます。