紫式部を巡る旅 2
宇治神神社の次は平等院です。観光バスの中止や錠は平等院南門のそばにあります。というとで南門から入場です。
池の上に浮かんでいるのがわかります。
平等院(びょうどういん)はもと藤原道長の別荘だったものを,その子関白頼通が永承7年(1052)に寺院へ改めたものです。翌天喜元年に定朝作阿弥陀如来を安置した阿弥陀堂(現在の鳳凰堂(ほうおうどう))が建てられ,さらに12世紀はじめまでには,法華堂・五大堂などの諸伽藍が造営されました。
国宝の阿弥陀堂は、正面から見た姿が翼を広げた鳳凰のようであることから江戸時代始め頃より「鳳凰堂」と呼ばれています。
伽藍上の鳳凰
シンメトリックな建物は見ていて飽きません。
12月の鳳凰堂拝観は待ち時間がありません
まだまだ紅葉が楽しめました
パノラマで写した一枚
境内には源頼政の墓もあります
裏側の鳳凰堂
鐘楼
鐘楼から見た鳳凰堂
六角堂
六角堂越しの鳳凰堂
こちらが北門
今回は南門からの逆ルートで参道を歩きました。
伊藤久右衛門の店です。お土産はこちらであつらえました。
宇治橋の袂にある紫式部像
日本三古橋のひとつである宇治橋を背景に石像が佇んでいます。川霧にけむる宇治川は紫式部にとってなくてはならない舞台装置だったと言われています。
夢浮橋之古蹟
昼食を食べた蕎麦屋、1時半には早々と店じまい
平等院北側にあるオブジェ「飛雲」
中洲にかかる橋
北川の遊歩道
遊歩道から唯一見られる鳳凰堂
石山寺東大門
石山寺とは、西国三十三所観音霊場の第十三番札所で、真言宗の大本山にあたるお寺です。奈良時代創建で、安産・福徳・厄除・縁結のご利益があり、現在も多くの方の信仰を集めています。
かの紫式部を始め、古来より多くの文学者が訪れたことから「文学の寺」と呼ばれることも。また、境内に四季折々の花が咲き誇ることから、「花の寺」としても知られています。
運慶・快慶作の阿吽像
山門の阿吽像
境内には牛車が置かれて当時を忍ばせます
こんな感じで眺められます
石山寺は、「源氏物語」のはじまりの地として有名です。紫式部はお仕えしていた中宮・彰子の要望を受け、新しい物語を作るために石山寺に七日間参籠していました。その時、琵琶湖の湖面に映った十五夜の月を眺めて、須磨の「今宵は十五夜なりけり」の一節を書き出したことが、「源氏物語」の始まりだったと言われています。
石山では配置図
観音堂
毘沙門堂
本堂
本堂の脇で紫式部が執筆しています
琵琶湖の南端近くに位置し、琵琶湖から唯一流れ出る瀬田川の右岸にある。本堂は国の天然記念物の珪灰石(「石山寺硅灰石」)という巨大な岩盤の上に建ち、これが寺名の由来ともなっています。
多宝塔
月見亭からの眺め
保元年間、後白河上皇の行幸の際に建立されたと言われる月見亭。崖にせり出すように造られており、瀬田川を見下ろす絶好の眺望が見られます。
茶梅が咲いています
光堂
石山寺の紫式部像
石山寺は結構急な崖に建てられています。健脚じゃないとちょっと参拝は難しいかもしれません。