戦後、昭和のベストセラー
高校時代から本に関わる部活をしてきたこともあり、読書をするのは好きです。本が好きになったきっかけは、中学時代に旺文社や学研が発行していた月刊学習雑誌の付録で、小説のダイジェスト版が毎月付録でついていたことがきっかけです。その小説もどちらかと言うとSF冒険ものが主体でしたから、より、自分の趣味がそちらのほうに傾倒していきました。よく読んだのがE・E・スミスの「宇宙のスカイラーク」シリーズや「レンズマンシリーズ」でした。まぁここが入り口であったわけですが、高校に進学するとそれだけではなく、推理小説や一般の文学と言われる作品も読むようになりました。ただどうもベストセラーと言うものには興味がなかったようで、ほとんど読んでいないことがわかります。
今回、昭和の戦後のベストセラーを記した資料が見つかったので、それを眺めていたのですが、ほとんどそういう小説には縁がなかったことがわかりました。その昭和のベストセラーは以下のような内容になっていました。
これらのベストセラーの中で唯一読んでいるのはちょうど大学時代にあたる1973年の「日本沈没(小松左京)」と1974年の「かもめのジョナサン(リチャード・バック)」ぐらいしかありません。話題になった「窓際のとっとちゃん」も「エーゲ海に捧ぐ」も村上春樹の「ノルウェイの森」すら読んでいません。
ただ、ベストセラーは映画化されたり、ドラマ化されたりしているものも多く、そういう映像作品としてはかなり認知しています。とは言っても歪な読書人生なんでしょうなぁ。