オークションで処分したレコードたち 3 | geezenstacの森

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オークションで処分したレコードたち 3

 

 

 ブルーノ・ホフマンはグラス・ハーモニカの第一人者でした。多分このレコードが当時唯一発売されていたグラス・ハーモニカの響きを捉えていた物だったような気がします。そして、こういうレコードはターンナバウト/ヴォックスの専売特許でした。

 

 

 

 イギリスのEMI系のCFP(クラシック・フォー・プレジャー)は最初から廉価盤を発売するレーベルでした。このレーベルでは指揮者のジェームズ・ロッホランがかなり録音していました。そんな中、ホルストの「惑星」でしたから購入した記憶があります。

 

 

 

 これもターンナバウトから発売されたもので、ペーター・マークがフィルハーモニア・フンガリカと録音したシューベルトの交響曲全集の一枚です。こじんまりとした演奏で、シューベルトの作品の本来の姿をよく感じさせる演奏でした。ただ、日本では発売された記憶がありません。

 

 

 1970年代はデパートや大型レコード店では頻繁に輸入盤セールが開催されていました。名古屋ではデパートの丸栄、大型店ではヤマハや地元の愛曲堂などに足繁く通った記憶があります。このケルテスのドヴォルザークはレギュラー盤ですが、多分目玉で並んでいた一枚であったように記憶しています。当時は7番以降しかほとんど知らなかったのでこの2番には飛びつきました。フリューゲルの絵画を使っていたのも印象的なレコードです。

 

 

 日本ではテイチクからハルモニア・ムンディから発売されたコレギウム・アウレウムのレコードですが、アメリカではRCAが廉価盤のビクトローラから発売されていました。これは一番良く聴いたレコードですが、2枚組で盤面がオートチェンジャー用にカッティングされていてA,D,B,Cとなっていました。

 

 

 この頃は珍しいレパートリーをレコード化していたターンナバウトをよく購入していました。これは英国で発売されていたターンナバウト盤で、盤室はアメリカ盤よりはるかに良かったものです。エドゥアルト・ヴァン・ルモーテルがバーデン=バーデン南西ドイツ放送交響楽団 と録音したレコードで、これも国内盤は発売された記憶がありません。

 

 

 米CBSは惜しげもなく廉価盤のオデッセイ・レーベルでワルターのステレオ録音を投入していました。ただ日本のCBSソニーは絶対ステレオ録音は廉価盤に投入しませんでした。こんなことともあり、ほとんどワルターには興味がありませんでした。多分個人的にワルターにほとんど思い入れがないのは多分この日本のソニーの政策のせいだったかのような気がします。(⌒-⌒; )

 

 

 これはイタリアのレコード店で購入したレコードです。レーベルは当時は全く知りませんでしたがジョーカーというレーベルでいわゆる海賊盤と言われるものです。演奏はニューヨークフィルということですから戦前の録音であることが分かります。1936年4月のライブでトスカニーニの解釈はまったく古さを感じさせません。ニューヨーク・フィルの水準の高さにも驚嘆させられます。