ドイツ映画「野ばら」
サウンドトラック
曲目/
A) 野ばら、 陽の輝く日
B) 歌声ひびけば、 アヴェ・マリア
演奏/ウイーン少年合唱団
発売: 196?年
キング EA-53 CL-248 原盤F359,359
先に紹介した「菩提樹」と同じシリーズのアンコール盤の一枚ですが、こちらにはジャケットにレコード番号は印刷されていません。ただ、裏面には78回転盤(CL-248)と45回転盤(EA53)の両表記があります。
「菩提樹」とともにこの「野ばら」のサントラも出てきました。調べると4部作の第2作のようです。主演の少年は「菩提樹」に出演した、「わが青春のマリアンヌ」で監督デュヴィヴィエに見出されたミハエル・アンデでした。その他「会議は踊る」「第三の男」のパウル・ヘルビガー、エリノア・イェンセン、ヨゼフ・エッガー、カール・ベージガー等が出演し、ウィーン少年合唱団が耳に親しい数々の名曲を劇中に合唱していました。特にこの映画のため「陽の輝く日」「歌声ひびけば」の二曲が新しく作曲されています。その音楽は音楽はハインツ・ノイブラントが担当しています。
その子役で主役のミハエル・アンデ君、こんな映画に主演しています。
1956年「菩提樹(ぼだいじゅ)」
1957年「野ばら」
1958年「続・菩提樹」
1959年「ほがらかに鐘は鳴る」
映画では素晴らしい歌声を披露しています。こんなシーンになっていました。ただ、彼はウィーン少年合唱団に所属していた訳では無いので、どうも下の映像を見ても口パクのようです。
映画の中では子役として活躍しましたが、このミハイル・アンデ、1960年代以降も主にテレビドラマと舞台に活動の場を移して俳優を続けており、現在でも現役バリバリです。