航空宇宙フェア2023 | geezenstacの森

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航空宇宙フェア2023

 

 

 イベとの告知ポスターを見て初めて知ったイベントでした。ちょうど日曜日が休みで、興味深いタイトルと講演の内容だったので出かけて見ました。会場は伏見の電気文化会館の5Fでした。

 

 

 電気文化会館の1F-4Fまでは「電気の科学館」になっていて、朝一の会館から大勢の子供づれのお客が来館していましたが5Fのイベントには気がついていないようでスタッフがチラシを配って一生懸命呼び込みをしていました。

 

 

 

 

 

 会場入り口にはどーんとJAXAのパネルが展示してありました。今回の目的は11時からの公演がメインでした。特別公演は先着順に整理券を配布ということになっていましたのでそれを入手です。なんと小生がトップでした。整理券をもらったのであとは時間まで各ブースの見学です。

 

 

ボーイング社のブース

 

 

エアバスのブース

 

名古屋大学のブース

 

中部大学

 

 

川崎重工

 

下町ロケットの帝国重工の作業服
 

下町ロケット、佃製作所の新型バルブはフジキンが作っていました

 

名城大学

 

JAICのアリソンモデル250

 

三菱重工のエンジン、バードストライク痕

 

H3ロケット

 

金属の形状比較

 

 

 

 

 

 

TKE の3Dプリンターを使った金属加工の作品

 

JAXA バイオニック・エアーフレーム 1/72スケール

 

さて、後は手前の座席に座って公園を待つばかりです

 

 

今回のテーマ
 

 
 今回はこのT-4の骨格モデルの作成裏話です。講演者の三輪さんは(株)和興の生産技術者です。企業のHPを見てもこのT-4の骨格モデルのことは全く触れられていません。従業員80名あまりの抽象メーカーで、このプロジェクトに関わっているのは2名だけです。この会社は航空機と鉄道の部品を製造するB TO B メーカーで、直接エンドユーザーには関わっていないプロジェクトということでそれを知らしめるための講演会でもあったわけです。
 

 
 
 当日披露されたT-4の骨格モデル スタンド付きで33,000円です。T-4はブルーインパルスが使用している機体です。現在は各務原の「航空宇宙博物館」のみで販売されています。実はこの会社先日復元された「飛燕」の再生プロジェクトにも関わっていました。
 

 

遊び心でコックピットの計器もデザインされています。マニアの方ならこれを仕上げることもできるのではないでしょうか。

 

モデルを手にする三輪さん
 

 当日の会場の質疑応答の中で、鉄道も手がけているということで、次回作は名鉄のミュースカイを作成するということに決まりました。期待が高まります。