カタログで追うマイアップル史 | geezenstacの森

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カタログで追うマイアップル史

 

 押入れを整理していたら、書類をストックしていたコンテナ型のすとっかーが出てきました。1990年代までのカタログやら取説をファイリングしていたものです。その中でアップルのものがまとまって出てきました。Windows95を境に小生のパソコン環境はがらっと変化したのですが、そのきっかけともなったのがアップルから登場した「バフォーマ」というパソコンでした。

 

 そのきっかけとなったのがエプソンのパソコンでした。右端のパンフレットですね。それまではずっと定番のNECのパソコンを使っていました。パーソナルコンピュータの黎明期と言われた1980年代のPC8001からはじまり、おきまりのようにPc8801になり、PC9801へと突き進んで行きます。そんな中で互換機として登場したのがエプソンのパソコンでした。このころはまだWindows95が登場前で、この機種はWindows3.1を搭載していました。ただ、このWindows3.1が使い物にならなくて閉口していたのを覚えています。そのためにこのタイミングでアップルに触手が動くことになります。

 

「ピーターと狼」、「おばぁちゃんと僕と」はよく子供と遊びました

 

 それは1994年に登場した「パフォーマ550」という機種でした。思えば自分にとって今のiMacにつながるディスプレイ一体型のマルチメディア対応のパソコンでした。このパソコンには多くのソフトがバンドルされていて、買ってきたその日にマルチメディアとして使うことができました。Windowsマシンが一旦ソフトのローダーを読み込んでからでないとソフトが立ち上がらないのに対してパフーマはクリックひとつで立ち上がったのが印象的でした。何よりも、個人での使用だけでなく子供も一緒にパソコンを触って遊ぶことができたのが何よりでした。

 

 

 まあ、一般的にいって仕事上ではWindowsパソコンも使っていましたし、上のエプソンマシンもそうですが、平行して98互換パソコンも使っていました。ただ、世間一般のWindows95マシンには深入りはしませんでした。ようやくWindows98が発売されてからは動作が安定してきたので自作でWindowsマシンを作ったりもしていました。でも子供も使いやすいという点ではマックから離れられませんでした。

 

 

 このパフォーマシリーズは我が家では大活躍し、その後にはパフォーマ6210に発展しました。この機種は同じパフォーマでも筐体はLCシリーズの発展系だったのでディスプレイと本体が別々という異色のものでした。ただ、このパフォーマのスペックは強力で、初代iMacが発売された時世間では評判になりましたが、リアルタイムでは触手が動きませんでした。のちにネットオークションで1台購入はしていますがそれどまりです。

 

 

 そうそう、もうほとんど忘れ去られていますが「eMACという製品があったのを覚えているでしょうか。iMacは一般消費者向け製品でしたが、このeMACは教育機関向けのマックでした。要はエディケーショナルMACというわけです。このマシンちょうどマックのOSがOS9からOSXに切り替わる時代に登場しています。まあ、ブラウン管型のマックでは末期のものでした。

 

 

 

 やがて、現在につながる液晶型のiMacが登場します。それとともにOSXの登場によってPower MacもG3からG4にパワーアップし映像業界に浸透していきます。個人的にこの時代は最小のコンピューターと謳われたMac miniからG4プロセッサーに乗り換え、現在のラインナップに繋がるG5マシンにつながっています。

 

初代Mac mini

Power MacG3

 

G5ダブルDVD-ROM搭載機種

 

 原稿、我が家にはiMac1台、Power MacG5が2台Mac mini1台、そして、iBook1台の6台のマシンがわずか4畳半の部屋に鎮座しています。