4月の散財 パート2 | geezenstacの森

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4月の散財 パート2

 

  今月は、更に別の店で散財です。先のはファーマス・レコードクラブというところから発売されたものでしたが、今度は後から分かったのですが「ほるぷ出版」というところから、昭和50年、つまり1975年4月に発売されたものです。ただ、ボックスの状態ではなくバラで売られていたので、ちょっと胡散臭さがありました。

 

 

  ジャケットはいささかシンプルすぎて、表は曲名と演奏者名だけ書かれているだけで、どう見ても安っぽいものです。中には、廉価レーベルの「ヘリオドール」で発売されているものも混じっています。この時点では、発売元を確認できないのでいささか不安です。ただ、演奏者はまあまあ名の知れたものです。レコード時代に海賊盤が流通していた記憶もありません。そんな事で、かなりの枚数はあったのですが写真の4点だけに捕獲は絞りました。

 

 

 我家に戻ってから中身を確認すると、レコード自体はグラモフォンが製造していることが判明しました。で、上の一枚はリヒテル、カラヤン/ウィーンフィルの名盤であることが確認できました。

 

 

 これは、エッシェンバッハがまだピアニストであった頃の、モーツァルトとシャーマンをカップリングしたレコードです。バレンボイムやアシュケナージは2足の草鞋で活躍しましたが、エッシェンバッハら専ら指揮者専任で活躍したので、今となってはピアニストとしてのエッシェンバッハは懐かしいものです。

 

 
 この一枚は、カラヤン/ベルリンフィルの「展覧会の絵」です。正規盤と同じカップリングで「ボレロ」も収録されています。
 

 

 盤面を確認すると、レコード番号だけは違いますがデザインはそのままです。

 

 

 4枚目は、ベーム、クーベリック、ルイ・フレモーなどが指揮したオペラの管弦楽作品集です。市販ではこれは見たことがありません。まう、どれも態度が良いものなので救いです。ゴールデンウィークの楽しみがまた増えました。

 

 このほるぷのものは、元々は全体では30枚のセットで、2巻と解説書別途1巻という仕様になっていました。オペラものも含まれているという内容でバランスは取れています。まあ、良くも悪くもグラモフォンのドイツもの中心ですね。