第71回東美会公募展
先週は愛知県美術館黄瀬ャラリーで開催されていた「第71回東美会公募展」へ出かけてきました。東美会の展示作品は、愛知県内外（名古屋市を中心とする東海3県）の会員、会友、及び一般（応募者）から洋画、日本画、水墨画、紙画の作品を公募し展示するものです。元は東海美術協会として発足しています。例によって小生の琴線に触れたものだけを取り上げています。公募作者の相互啓発と制作意欲を高め、技術の向上を図り、豊かな人間性を養うことを目的としている。
姥捨の棚田 磯村姫玉子 優秀賞
朝日 木村晴重 優秀賞
京雅幻奏 春日井正人
日本画ですが、格子の向こうに菊のような植物、そして和傘とぼんぼり、西陣の鮮やかな織物と桜の花びらが幻想の世界に誘ってくれます。いえ、ここでは幻奏なんですなぁ。
月明かり 春日井正人 名古屋市長賞
同じ作者ですが、こちらは水墨画です。吊り橋の向こうはこちらは幻想の世界です。
深緑 村瀬劯
無限 村瀬劯 優秀賞
長谷寺の牡丹 松原寿美司 名古屋市教育委員会賞
春をまつ(紅梅) 高橋由紀子
龍口江竹林韻 蟹江繁龍 審査委員賞
2枚で一対の作品です。
竹林の春菊 高橋由紀子
春よこい・枝垂桜 蟹江繁龍
もののふ 若山茂
名古屋港蹴上橋 若山茂
夜宴 吉村佳洋 審査員賞
信長塀 秋田和之
水聲る 兼松真澄 優秀賞
薬師寺鳳凰伽藍 柘植金与
窓(ステンドグラス) 桑山昌雄 審査委員賞
童話 西野大二
ワットマハタート 林雅栄
タイのアユタヤにおいて重要な寺院の一つとされているのが「ワット・マハタート(Wat Phra Mahathat)」でアユタヤ王朝初期の頃の遺跡です。ここで特に有名なのは木の根元にある仏頭で、アユタヤ観光の象徴的存在ですな。