豊橋市まちなか図書館 | geezenstacの森

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豊橋市まちなか図書館

 

 名古屋市は愛知県の西の大都市ですが、豊橋市は愛知県の西の都市です。その豊橋市に2021年11月にオープンしたのがこの「豊橋市まちなか図書館」です。豊橋駅からほど近い駅前大通り沿いの「emCAMPUS(エムキャンパス)」東棟の2-3階にできた施設です。

 

 

 この東館の一階は飲食店が入っていて、テラス席も設けられている開放的な空間になっています。今回のウォーキングでカレーうどんをパスしたのは、ここで食事を摂ったからです。

 

 

 ここでのオーダーはタッチパネルで選択する方式が取られています。ただ画面が小さく、メニューの全貌がわかりにくいのが難点でしょう。ある程度食べるものが決まっていたら早いのでしょうが、食べたいものを探すときは手こずります。

 

 

 店内の様子。発券されたチケットをカウンターに持っていき受け取るという方式で、出来上がったらベルで知らせてくれるというシステムになっています。友人はワンプレートランチ、小生はサンド系の「パニーニ」と有機栽培紅茶をオーダーしました。ただ、ドリンク類はカウンターが別になっており、ちょっとわかりにくいシステムです。だも、紅茶はティーポットで提供されるので約3杯分を味わうことができます。

 

 

  パニーニとは、パンで具材を挟んだイタリア発祥の軽食です。イタリア語の意味ではハンバーガーやホットドッグも含むので、具材を挟んだ軽食全般のことを指します。日本では、網目模様の焦げ目がついたホットサンドとして主に知られています。以前はコストコで購入ていましたが、最近扱いがなくなってしまって残念だったのでこのメニューをチョイスしました。

 

 

 この1階からも螺旋階段で2階に上がることができます。この「まちなか図書館」は2、3階部分の約4千平方メートルで520席。蔵書はすべて開架で約6万冊揃っています。将来は10万冊をめざすということです。ここの特徴は、従来の図書館で使われてきた日本十進分類法にとらわれず、大型書店などを参考に「料理」「アート」といったテーマ別に蔵書を配列しているところです。

 

 

 そして、館内の中央にこんなだだっ広い階段があります。左の1/3が本来の階段スペースで、残りは座って読書ができるようにクッションシートが置かれていてくつろぐことができます。

 

 

 上から見るとこんな感じで、正面にはスクリーンが設置できるようになっていて映画やビデオを鑑賞することもできるようになっています。

 

 

 開放的にスペースになっていて、従来の図書館の学習室というイメージはありません。開放的に本に囲まれながら勉強する空間になっています。

 

 

 館内のあちこちに座って読めるスペースが点在しています。

 

 

 ゾーニングはまるで本屋です。

 

 

 

 

 

 

 パソコン関連は一か所に纏められています。一般の図書館ですと、通信関係とかパソコンとか総記なんてのに分散していますからねぇ。Mac関係の本も充実しています。

 

 

テーマを設けた企画コーナーも設けられています。

 

 


 ちょうどひな祭りのシーズンと言うこともあって、それに関連したディスプレイも施されています  

 

 

 江戸時代の「二川宿」のひなまつりの飾り付けも展示されていました。

 


 こちらは予約した本の受け取りコーナーです。カウンターを介さずに、セルフで借りられます。ちなみに、今までの図書館は住んでいる所か、その近隣の市町村の住民しか借りられないところが多いのですが、ここは制限がありません。そんな事で、名古屋の住民でも貸し出しカードを作ることができました。ニコニコ


 また、返却は何と豊橋駅の観光情報スポットでもできるようになっています。図書館はどんどん進化していますなぁ。