フランク・ミルズ/ハッピー・ソング | geezenstacの森

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フランク・ミルズ/ハッピー・ソング

 

曲目/

1.暴風雨警報(STORM WARNING) 3:44

2.オン・ザ・ムーヴ(ON THE MOVE) 2:31

3.リフレクションズ(REFLECTIONS)2:49

4.ウィッシュ・アイ・ワーンド・アローン(WISH I WEREN'T ALONE)3:00

5.ハッピー・ソング(THE HAPPY SONG)2:43

6.401・ウェスト(401 WEST)3:35

7.子供の歌(A CHILDREN'S SONG)3:14

8.ドゥードゥル・バッグ(DOODLE BUG)4:05

9.Cスケールのバラード(BALLAD ON A C SCALE)3:20

10.ザ・カントリー・パイパー(THE COUNTRY PIPER)3:25

11.ブレーカウェイ(BREAKAWAY)3:04

 

ピアノ/フランク・ミルズ

演奏/トロント・ストリングス&ブラス

録音:マンタ・サウンド・スタジオ、トロント

P:フランク・ミルズ、ヘイワード・パロット

EP:ミカエル・ホープ

E:ヘイワード・パロット

 

米ポリドール PD-1−6305(2424216)

 

 

 イージー・リスニングブームの最後発グループに属していたのがこのフランク・ミルズです。実はこのアルバムは1980年に発売された3枚目のアルバムですが、邦題では「ハッピー・ソング」というタイトルになっていましたが、本来はただの「the FRANK MILLS album」と表記されているだけです。たしかに、邦題タイトルになっているハッピー・ソングは色々な番組のテーマソングになっていたり、CMにも使われていました。

こんな曲です。聞き覚えがあるのではないでしょうか。

 

 

 ただ、このアルバムCD化されていません。そんなことで手元に越してあるものです。アルバム自体はCD化されていないのですが、諸外国では2枚目のアルバム、「夢見るピアニスト」のシャケットを使って、「SUNDAY MORNING SUITE」として、この「ハッピー・ソング」が収録されています。

 

 

 このアルバムのトップを飾る一曲です。タイトルが邦題では「暴風警報」となっていますので、曲も少々荒々しい感じの曲ですが、どことなくポール・モーリアのアレンジに似ていなくもありません。

 


 B面2曲目には「子供の歌」が収録されていますが、この曲ではミルズのピアノはサブに回って、歌がメインになっています。そう、このアルバムには2曲ボーカル曲が収録されています。4曲目の「ウィッシュ・アイ・ワーンド・アローン(WISH I WEREN'T ALONE)」とこの曲です。レコードのクレジットを見ても

 

 

 日本で発売されたオリジナルレコードはこの第3作までで、その後は1982年の来日記念盤のベストアルバムが発売されたりはしていますが、パッとしませんでした。良い曲は多いのですが、オーケストラを指揮するプレイイングコンダクターではないためにプロモーターも手が出しづらかったんでしょうなぁ。でも、今聞いても良い曲はたくさんありました。下は最大のヒット曲、「愛のオルゴール」です。ここでは自らピアノを弾いていますが、オーケストラはカラオケです。

 

 

 この曲日本では高田みずえが「潮騒のメロディ」としてカバーしていましたから知っている人も多いのでないでしょうか。

 

 

後は、「街角のカフェ」

 

 

「詩人と私」

 

 

「夢見るピアニスト」

 

 

 良い曲はいっぱいあるんですが、忘れ去られていますなぁ。そもそも、イージーリスニング自体が忘れられていますからなぁ。