第60回日本現代工芸美術展東海展 | geezenstacの森

geezenstacの森

音楽に映画たまに美術、そして読書三昧のブログです

第60回日本現代工芸美術展東海展

 

 

 今まで松坂屋美術館で開催されていた「日本新工芸展」には出かけていましたが、ことしは、こちらの「日本現代工芸美術展」へ出かけました。

 

 

 明日県美術館ギャラリーのG1・G2・H・Iのスペースで開催されました。地元の中日新聞にはこの展覧会の記事がちらっと掲載されましたが、ほとんど知られてないのではないでしょうか。土曜日に出かけましたか人影はまばらでした。不思議なことに、主催をしている現代工芸美術家協会の巡回スケジュールにはこの展覧会の案内はありますが、名古屋では同じ名前の展覧会が7月にも2日から31日まで「古川美術館」でも開催される予定になっています。こちらは有料ですが、巡回展のスケジュールには入っていません。不思議な展覧会ですが、見ごたえは十分でした。例によって琴線に触れた作品だけをピックアップしています。

 

 

 中央には陶芸作品は中央に、染色や織物が壁面陳列となっています。

 

60周年記念本会員記念賞
青の記憶 畠山 マリ子 【パッチワーク】

 

現代工芸本会員賞
水の惑星―変化の世紀 大西 重広 【染織】

 

文部科学大臣賞

MOUNTAINS 友定 聖雄 【硝子】

 

春よ来い 相武恒雄

 

シュプリンゲン22−1 宮田亮平

 

道 関原範子

 

現代工芸本会員賞

立つ春 梅田 洋 【陶磁】

 

東京都知事賞

涵 武田 司 【漆】

 

現代工芸賞

回帰 加納 義晴 【木】

 

幸雲 海川盛利

 

春宴 

 

 

 

 

 

頭ん中 榊原 幸代

 

響きあう刻 加納由美子

 

古代からのメッセージ 六谷春樹

 

現代工芸賞

福々-fuku fuku-  平戸 亜海 【金属】

 

60周年記念本会員記念賞

青の記憶 畠山マリ子

 

東海テレビ賞

刻刻 廣山三千代

 

 

 

 中央のトンボは存在感がありました。

 

花筐    鹿野谷 彩    染織

 能の一曲である花筐をコンセプトにした作品だそうです。

 

つなぐ 佐々木薫

 

 太古から生きながらえているシーラカンスはまさに過去と現代をつないでいる生物でしょう。

 

時 山田俊子