2月の散財 | geezenstacの森

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2月の散財

 

 2月13日までの慢延防止がまたぞろ延長されそうで、予定していた音楽会や展覧会が次々と中止になっています。そんなこともあり、時間が空いたのでまた掘り出し物を求めて中古ショップめぐりをしました。そこで捕獲したものです。今回はクラシックものはめぼしいものがなく、あっても相場が分かっていないスタッフが値段をつけているのか、カラヤンやバーンスタインのものが法外な値段がついていました。そんなことで、パスです。

 

 

 イージーリスニングものはほとんど評価されていないのか、いてねで放出されていました。そんなことで小生にとっては美味しい捕獲となりました。上段左は「レイモン・ルフェーブル」のもので、「出逢い ルフェーブルmeets千春」というアルバムです。1980年代は仕事に忙しく一番レコードと距離を置いていた時代でしたからこんなアルバムが出ていたことすら知りませんでした。1984年の3月に久しぶりに来日したようなのですが、その記念盤として松山千春の作品を集めたレコードを製作していたのです。ジャケットの片隅に「Barclay」のレーベル名が記載されていますが、発売元はロンドンレコードになっています。本来ならバークレイはキングレコードがその窓口になっていたはずですが、この時代レーベルの移動が頻繁にありました。そんなことでゴタゴタがあったのでしょう。この中で1曲だけ松山千春が歌っています。千春はキャニオンレーベルでしたから、これもびっくりです。右上は「101ストリングス」のレコードですが、これもほんの一時期発売されたトリオレコードのものです。ジャケットの左上に懐かしいトリオのロゴが入っています。1500円盤ですが、解説は無知薬茶手抜きです。左下は日本コロムビア時代の「ユナイトレコード」もので、「ハーレム・ノクターン-ユナイト・ソロ・ムード・アルバム」となっています。翼下のアーティストのコンピュレーションもので、フェランテと退社ーのピアノ、アル・カイオラのギター、ジョージ・オールドのテナー・サックス、それにラルフ・マーテリーのトランペットの演奏が収められています。1965年のアルバムです。右下は、さだまさしの「随想録(エッセイ)」です。豪華二枚組にプラスして、シングル盤が一枚おまけでついています。これで55円ですから捨値です。

 

 

 さて、こちらは全て「PRELUDO」と題されたレコードです。これも全く知らないレコードでした。それも、そのはず。左上の一枚を除いては全て非売品のレコードです。つまり、本田ベルノ店で販売されていた車、「プレリュード」の販促品として配られたものです。一般の目に止まる訳がありませんわな。しかし、全て「カラベリと彼のグランド・オーケストラ」の演奏です。プレリュードの販促盤は3枚制作されており、右上が第3集、右下が第2集、そして左下が第1集です。第3集は1979年に制作されています。第1集と第2集には日本未発売の音源が片面づつ収録されるという贅沢な仕様になっていました。そして、左上が1977年に発売された来日記念盤で、ホンダのプレリュードのコマーシャルで使用された「光と風のプレリュード」が初めて収録されたアルバムです。でも、販促品は豪華見開くジャケットで、通常品としてリリースされたこのアルバムはシングルジャケット仕様です。でもってアルバムに写っている車は赤いプレリュードなんですなぁ。でも、小生にはこの曲のイメージは全くありません。

 

 

でもって下が当時のコマーシャルです。