12月の散財 2 | geezenstacの森

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12月の散財 2

 

 ウォーキングに出かけた11日の日はこれだけが目的ではなく、もう一つ浜松に行く目的がありました。そんなことで、動植物園見学はパスして、昨年も遠征した浜松の中古レコード店「アビーロード」へ向かいました。この日は雲ひとつない晴天で国道1号線のバイバスからも富士山がくっきりと見えました。

 

 

 アビーロードは店頭に新しく木枠で作った2段のエサ箱が出来ていました。最近はインスタグラムをフォローしているのでそういう情報は仕入れていました。

 

 昨年は破格値での販売でしたが、今年は価格はそれほどでもありませんでした。しかし、商品は大量に追加されていて、30分ほどでチェックできるかなぁと思っていたのですが、結局は1時間以上滞在することになりました。

 

 でゲットしたのが上のレコードです。後で話を聞くとつい先日までレギュラー価格で販売していたものがこの週末に追加されたようで玉は豊富でした。友人が悔しがっていたのですが、その追加文の中にビートルズのレコードも含まれていたようです。もちろんマニアには垂涎ものですからあっという間に売れてしまったようです。最近は業者と思われる人物が大量買していく姿も多々あるようです。やはり、レコードはブームのようです。

 

 さて、購入品はクラシックだけで上記のようになりました。最近は程度の良いものが多いようで、この日はどれも税込98円でした。最上段右はティルソントーマスがイギリス室内管弦楽団と録音したのベートーヴェン交響曲全集の一枚で1980年にデジタル収録された交響曲第5番とエグモント序曲収録しています。これは国内盤ですが、レコード時代は全集は発売されてないと思います。その横はコリン・デイヴィスがステレオ初期にEMIに入れたモーサァルトの作品集です。左は「クラリネット・アンサンブルの響き」という珍しいアルバムです。クラリネットの六重奏でモーツァルトの「アイネ・クライネ」やシューマンの「トロイメライ」などが演奏されています。

 

 中段は右はコンサートホールの一枚で、ミュンシュがフランス国立管を振っためずらしいロシアものです。こんな録音があるとは知りませんでした。真ん中はシューベルトの「ます」を中心としたアルバムで、アムステルダム・ピアノ五重奏団という団体が演奏しています。この当時はデラックス仕様で2300円で発売されています。この演奏はその後グロリアシリーズに組み込まれています。左はベーム親子が共演の「ピーターと狼」です。以前はオリジナルしよしゅつ盤を所有していたのですが、盤質が良くなかったので買い直しです。

 

 下段は同じくピーターと狼です。こちらはソニーのもので「青少年のための管弦楽入門」、「魔法使いの弟子」、そして「動物の謝肉祭」が矢田稔のナレーション入りで収録されています。これは初めての出会いです。中央はエラートが日本コロムビア時代に録音した演奏会のライブ録音です。多分、この録音はCD化されていないのではないでしょうか。そして最後は、オッテルローの幻想です。レコード時代はいつもセカンドチョイス候補でとうとう買わずじまいに終わってしまった一枚です。

 

 まあ、そんな出会いも中古盤にはあるんですなぁ。