名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ
第40回定期演奏会
曲目
アンコール
1. A.リード/バラード
2.A.リード/吹奏楽のための第1組曲から第4曲「ギャロップ」
コロナ周辺がまたぞろ騒がしくなってきましたが、このコンサートは当初は9月17日に予定されていたものです。ようやく開催にこぎつけました。ところで、オミクロンのせいで外国人指揮者を招いての年末の第九のコンサートは書くオーケストラ指揮者の変更に追われて大変ですなぁ。NHK交響楽団はファピオ・ルイージから尾高忠明へ、新日本フィルはシモーネ・ヤングから鈴木秀美、関西フィルはヴァハン・マルディロシアンから大友直人、読売日本なんかはアレホ・ペレス、さらにはジョン・アクセルロッドに2度も変更になっています。本当にコロナに振り回されますなぁ。
さてさて、今回の演奏会は非常に大きな編成で、下の写真で見ても分かるように右にピアノ、左にはーぷ、チューブラーベルズ、木琴、チェレスタ、更にはタムタム、ドラなどのパーカッション、更には3階席にバンダ部隊の用意まであります。わくわくですなぁ。
指揮者陣は同大学の准教授の遠藤宏幸氏と特別客員教授の鈴木英史氏が当たりました。鈴木氏は後半1曲目のイントラーダ「S-S-S」の作曲者でもあります。
●第1曲/高昌帥「ヴィヴ・アズ・アン・オーク」
フィルハーモニック・ウィンズ大阪の楽団創立20周年の委嘱作です。音階は委嘱先のアルファベットを音名に当てはめたものが使われています。
●スパーク/祝典のための音楽
1985年作曲の原曲を吹奏楽用に編曲されたもので、1989年作曲者自身の指揮でしよ円されています。3楽章が全てアタッカでつながっている作品です。
●A.リード/ロシアのクリスマス音楽
クリスマスらしいチャイムの音やドヴォルザークの新世界で使われたイングリッシュ・ホルンの哀愁漂うソロが特徴的な作品です。
●鈴木英史
2003年に石川県立金沢桜高校吹奏楽部の移植で索居された作品で、同校のモットーであるself-control(自制心)、 Sympathy(思いやり) 、Spirit(精神)にちなんでタイトルがつけられています。
●ニクソン/太平洋の祭り
アメリカのロジャー・ニクソンの1960年の作品です。ラテン・アメリカの部局の旋律やスペイン風な旋律も垣間見える賑やかな曲です。
●A.リード/アルトサクソフォンとバンドのためのバラード
言ってみれば吹奏楽のアルトサクソフォン協奏曲です。バラードの持つまったりとした雰囲気がアルトサクソフォンにはぴったりです。
●A.リード/エルサレム讃歌
7世紀の賛美歌がモチーフになっていて、副題には「アルメニアの民族の讃歌に基づく変奏曲」とあります。
今回の公演はライブストリーミングですでにYouTubeにアップされています。