ずらし旅 京都-山科 3  | geezenstacの森

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ずらし旅 京都-山科 その3

仏光院 「勧修寺」

 

 随心院を堪能した後は一度小野駅に戻り、そこから川を挟んだ反対側にある「観修寺」へ向かいます。小野駅の北側の道を東進すれば必然的に「観修寺」に到着します。

 

 時は「観修寺」詩書きますが、読みは「かじゅうじ」です。真言宗山階派の大本山で、醍醐天皇が母藤原胤子の菩提を弔うために創建しました。皇室や藤原氏の庇護を受けて栄えたのですが、たび重なる戦火で衰退し、江戸時代に再興されてからは法親王が暮らす門跡寺院となっています。

 

 内部は非公開ですが、宸殿や書院はこのとき明正天皇の旧殿を賜ったものとなっています。

 

 
 寺院の塀沿いに歩いていくとひときわ高い花が咲いています。まさにこの地にふさわしい「皇帝ダリア」です。
 
庫裏--山門を入った正面です
 
 
 
宸殿
 
 
 
灯篭はヒャクビシンの影に半分隠れています。
 
 大きな笠石がかぶせられた個性的な形状のこの燈籠は、「勧修寺型燈籠(かじゅうじがたとうろう)」の名で親しまれています。
 
 
 囲いが建てられていますが、その奥が書院です。
 
書院前庭の眺め
 
 
 
観音堂
 
 
 観音堂の脇には御朱印の見本が張り出してありました。この御朱印観修寺では受けることができず、塔頭の寺院でいただけるようです。
 
氷室池(ひむろいけ)を中心とした池泉回遊式庭園です。
 
広い庭園です。
 
枝に鷺が止まっています。
 
 十月桜が咲いています。
 
 
 
 
 

 

 観光バスの団体もいましたが、庭園が広いのでほとんど気になりませんでした。