第61回 光陵展
この「光陵展」を主催する光陵会はもともとは愛知教育大学の関係者によって組織された会ですが、現在は地元で活躍する美術教育に関係するメンバーで構成されているようです。
一人が2−3展づつ出品しています。例によって小生の琴線に触れた作品をピックアップしています。
サックスを吹く猫 水野洋子
五条川 酒井邦広
この五条川は桜部有名な所です。でも、この絵には護岸がないので上流の方なんでしょうかねぇ。
山麓 尾澤金吾
昼時 長谷川昭子
コロナがなければテラス席ではこういう風景が当たり前なんでしょうねぇ。
蜘蛛の糸 榊原かおり
蓮の葉の間に一本の蜘蛛の糸が垂れています。芥川龍之介の世界ですなぁ。
花のき村 榊原かおり
鬱蒼とした子山の麓には鎮守様が祀られています。手前の小道に佇む子牛がいかにもメルヘンチックです。
小さな船着場 深谷泫三郎
ナツノニオイ 外谷育子
まるで葉祥明を彷彿させる作品です。
暮秋 村瀬釼三
修道院跡 佐々木啓允
この色合いのコントラストに見入ってしまいます。
事務局を預かる後藤勉氏の「自画像」とその習作(右)
大鋸良美「岸壁」、写真を撮り忘れましたがこちらも習作が陳列されていました。この展覧会は作品と習作が並べて展示してあり、作品の制作過程を垣間見ることができるのが一つの特徴となっています。
この「第61回 光陵展」もすでにYouTubeにアップされていましたから貼り付けておきます。