二元名古屋展(第60回) | geezenstacの森

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二元名古屋展 (第60回)

 

 

2021年7月27日(火)~8月1日(日)
10:00~18:00(最終日17:00まで)
(いずれも入場は30分前まで)

愛知県美術館ギャラリー

 

 8月1日まで名古屋は栄の愛知県美術館ギャラリーで開催されている「二元名古屋展 (第60回)」へ出かけてきました。またぞろ8月からは大都市圏では「緊急事態宣言」が出されるということで、展示会が中止に追い込まれそうなので急いで駆けつけました。まあ、愛知県は今回は指定から外れているので大丈夫そうですがね。

 

 二元会が主催するこの展示会は、昭和40年12月創立になる洋画日本画版画の3部門よりなる公募団体として,“現代絵画の探究研,互助親和の精神をもって,実験的な新分野の開拓ならびに新人の発掘育成"の宣言のもとに結成された会です。本展は東京都大阪で開催されますが、今年は東京展が中止になっており、後悔はこの名古屋展が最後になります。

 
 夕方会場に駆けつけましたが鑑賞者は入場時には一人きり、帰りがけに二人ほど来場していました。どこでも美術展は今こんなものなんでしょうかねぇ。最近は写真撮影がOKなので、例によってお気に入りを撮影してきました。

 

静かな会場

名古屋展の目録のトップを飾っていた「テンデの集落」

石川世始子

内閣総理大臣賞の「沈黙の音楽・I」金谷章成

博尊賞の「層」石倉正義

 

第60回記念大賞、「II.創生」若谷薫

 

「うらみちのこくら」山田宗輔

 

「船影II」伊藤郁雄

 

博尊賞「ふるさと故郷の祭<太鼓競演>湯浅録哉

 

紫薫賞「宇宙彷徨の砦」森本嘉郎

地元中日賞の「瀬の香り(2)」和田忠彦

 

「小道(カタルーニャ)」西尾彰治

 

「友との再会が楽しみ」上田富夫

 カップが用意してあるということはもうすぐ友が来るんでしょうなぁ。ティーサーバーで紅茶が注がれるのでしょう。

 

「記憶」大野昌子

 多くの人が送り火を見送っているようです。そういえばもう直ぐお盆です。

 

二元会賞の「守護II」松原千佳子

 

「放生会(I)」菟田美智子

 

「山門」後藤美智子

 簡略化された筆致ながら山門の歴史と緑に囲まれた静謐さが伝わってきます。

 

 

Dアート賞の「地I」坪井春美

 

 ネットではすでにこの「二元名古屋展」のYouTube動画がアップされていました。