第108回日本水彩展
[開催期間] 2021年7月20日~2021年7月25日
[会場] 愛知県美術館ギャラリーA・B・C・D・E
[ジャンル] 洋画(水彩画)
仕事帰りに、愛知県美術館ギャラリーで開催されている「第108回日本水彩展」へ出かけてきました。水彩画は趣味で描いているので一番興味がある分野です。
例によって会場は広いのですが、ほとんど鑑賞者がいなくて写真を撮っても写り込んでいません。ほぼ貸切状態です。写真撮影はOKなのですが、ほとんどの作品がガラスの額装なので、写り込みが大きく、バスした作品がかなりありました。それでも、気に入った作品は工夫して撮影しています。
愛知県は巡回展ということで、全国巡回の作品と東海地区の作品の2つで構成されています。まずは巡回展の作品です。
まずは入り口トップに展示されていた「駅裏通り」という作品で、猥雑な雰囲気がよく出でいました。
人物画の作品も数多く出品されていますが、構図と子供の無邪気な表情が的確に捕えられていて目についた「陽だまり」という作品です。いいと思ったら内閣総理大臣賞を取っていました。
ぱっと見はモノトーンのような作品に見えますが、ちゃんと色彩があります。雨の情景ですが、遠景は日傘していることもあり、もうすぐ雨が上がることが予見され、色彩が入ったのでしょう。やはり、「日本水彩画会賞」を受賞しています。
水の流れの生々しさが良いなあと思ったらこちらも「三宅克己賞」を取っています。
「ジェッダ旧市街」という作品で、回遊奨励賞」作品です。構図の切り取り方が良いですなぁ。
抽象画ですが、「東京都知事賞」作です。
トマトがインパクトのある「夏の彩り」という作品です。「奨励賞」を取っています。
東海地区の作品です。
「釣りの記憶」という地元の「中日賞」作品です。
この作品は蒼一色で古い町並みの歴史を感じさせます。
作者は違いますが、ベトナムの「ホイアン」を題材にした作品が2点末待って掲出されていました。
「古都の路地」と題された作品で赤い傘が日よけの役目をしているようで人々の暖かさが伝わってきます。
れいによって、この展覧会の作品がYouTubeにアップされていました。似たような感性をお持ちの方のアップです。