陽だまりの丘の花
定期的に訪れている総合病院には、4階にリハビリ用のコースを兼ねて、ガーデンが設えてあります。そこには、季節ごとの花が色々咲いていて、リハビリしている人も楽しみながら散策できるというものです。
今年は長雨が続いているせいか陽だまりの丘に植えられている植物はどれも今までまた中では最高に茂っています。このピンクの「リナリア」もここまで群生しているのは初めて見ました。
今年、ようやくわかったのは「ヘリクリサム・ペティオラレ」です。シルバーリーフの植物でしたが、この庭を管理している人に聞いても知らないという勝手に生えてきた植物なのでした。
半耐寒性のキク科の常緑低木で、写真のように長い花茎の先に黄白色の総苞をもつ径1cmほどの頭花を散房状につけます。頭花は黄色い筒状花だけからなります。名前にヘリクリサムとついているということはムギワラギクの仲間なんでしょうなぁ。でも、キク科の中では結構異質です。
ところどころで、山吹の花が見え隠れしていました。本来の開花時期からはちょっと遅いような気がしますが、どうも今年は2度咲が多くの花で見受けられます。我が家のキンシバイも一旦は花をつけ終わったのですが、今月下旬からまた花をつけだしました。また、紫陽花も枯れてしまったので鼻の頭を切り落としたのに、佐伯にまた花をつけました。まあ、本来の大きさと比べれば一回り小さい花です。
いつもは鳥の鳴き声は聞こえないのですが、今年はすぐ頭上で鳴いていました。カメラを向けても逃げることもなく、至近距離で撮影できました。多分ヒヨドリではないでしょうかね。
ムクゲが大きく育っていました。
よく似ていますが、こちらはフヨウです。こちらも無知薬茶成長が早く、今年はリハビリコースのコースの上にまでその大木にはを伸ばしてきています。火は遮ってくれていいのですが、ちよっとうるさいぐらいです。
ガーデンの外周にはアガパンサスがびっしりと咲いています。
蕾の状態のものもまだ多く、外周はさながらパープルロード状態です。