Mac Pro 改造 | geezenstacの森

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Mac Pro 改造

 

 

 

 先日は緊急避難的にiMacをオークションで落札しましたが、ちょっと余裕ができたので、最近頻繁に電源が落ちるようになっていた『Mac Pro (MA356J/A) 』を改造することにしました。

 
 ネットで電源落ちが頻発するのはどうやらマックの電池切れが原因のようです。電源落ちだけならいいのですが、起動OSをロックしても、次回起動した時には勝手に別のOSが立ち上がっていることがありました。PRAMをクリアしても症状は改善しませんし、電源周りのSMCをリセットも効果はありませんでした。
 
 そんなことで、総じて原因を突き詰めると電池不良が一番怪しいのです。調べると電池はボタン型のリチウム電池でした。
 
 
 側面のカバーを外すと奥にマザーボードが見えます。
 
 
 その下のところにボタン電池が一つ付いているのが分かります。これを交換します。
 
 
 標準で付いていたのはパナソニックの「CR2032」3Vというタイプのボタン電池でした。日本製かと思いきやインドネシア産でした。今回は国産のものと交換です。
 
 たったこれだけで、電源落ちは無くなりました。このMac ProはEearly2006モデルです。
 
 
 さて、ついでといっては何ですが、このMac ProにはDVD対応ドライブが2機搭載されています。しかし、標準ではドライブは一台しか搭載されていません。要するに一台分は空いている訳です。そこで余っている外付けタイプのDVDドライブを載せてみようと言うことで、分解して中身を取り出し内蔵することにしました。
 
 Mac Proは非常にメンテナンスしやすい構造となっていて。ドライブベイの取り外しはカバーを引っ張るだけで簡単に取り出すことが出来ます。
 

 ロジテックとバッファローの2台あったのですが、ドライブの取り出し口がMac Proは狭いので、寸法を測ると路地テックのものしか付けられないようでした。そこで、こちらを筐体から取り出します。内部の構造は外付けも内蔵も同じで、外付けは変換用のボードが余分に後部に付いているだけです。
 

 分解した残骸の筐体。ベゼルは取り外しました。ただ、取り出してみて初めて気がついたのですが、内蔵タイプより筐体が3㎝ほど長いのです。それでも、なんとか取り付けられる程度の誤差ですから予備で付いている電源ケーブルとパラレルケーブルを差し込んでセットすれば、これでセット完了です。
 
 
 無事2台とも動作しています。今回の改造に要した時間は2時間弱、費用は電池代の380円でした。