腰椎すべり症
先々週、母親を糖尿病と高血圧で通院している病院へ連れて行きました。その前日くらいから、足が痛いと言って湿布薬を貼っていましたが、その翌日ぐらいから足の痛みは無くなりましたが、歩けなくなってしまいました。もともと、右足がO脚で変則的な歩き方をしていましたから、そのせいもあるのだろうと思いましたが、何かに捕まって立つことはできるのですが、自立して立つことができません。
そんなことで、掛り付けの病院へ連れて行ったのですが、最初あった足の痛みがなくなっていたので、ひょっとすると脳が原因かもしれないということで総合病院を紹介してもらいました。
で、昨日連れてくことになりました。脳神経内科ということで一応紹介状は書いてもらったのですが、担当の医者が予約しか診ないということで、最初は普通の内科で診てもらうことになりました。
今は紹介状とともにCD-Rでレントゲンのデータも提出していたのですが、大きい病院というものはそういうデータはちらりと見るだけで、結局ここでは再度レントゲンと血液検査をすることになりました。
その結果を持って再度診察ですが、ここでも異常がないということで今度は耳鼻咽喉科に回って診察を受けるようにという指示です。異常がないということで平衡感覚の方でイジョゥがないか見てもらうということのようですが、ただ立てなくて歩行困難なだけですからねぇ。
耳鼻科でも全く異常がないということで、また初心ないかに戻り、ようやく本来の紹介状にあった脳神経内科で見てもらうことになりました。
朝の8時半に病院に着いてからここまでで午後3時になっていました。ちょうどこの日は妹も乳がんの治療のためにこの病院を受診していたのでそちらが終わって駆けつけてくれました。
さてさて、脳神経内科でもいろいろ検査してもらいましたが脳の異常はないという判断です。その時、妹が母親が足の痛みを訴えた時に、整形外科を受診していて「すべり症」ということをちらっと耳にしたということを告げました。すると今度は、もう一度レントゲンとMRI検査をするというのです。
最初に撮ったレントゲンは正面から腰を写しただけのもので、脊柱を横からは撮っていませんでした。なんということなんでしょうねぇ。初心内科の先生も若く、さらに脳神経内科の先生も若いということであまり専門以外のことは分かっていないようです。
MRIの予約は通常なら1週間先ぐらいになるのですが、入院の可能性があるということで強引に16時15分の検査を組み込んでもらいました。
さて、この結果を受けての診断は「腰椎すべり症」でした。腰椎の4番と5番の間がズレていました。
母親はすでに91歳ですから手術という選択肢はありません。コルセットとリハビリしか方法はないようです。この「腰椎すべり症」は女性に多い症状ということですが、高齢では手の施しようがないかもしれません。
とりあえず、この日は脳神経内科での見立てということで、ここで時間切れです。すでにこの時点で午後5時半になっていました。後日予約を取って、整形外科で診てもらうことになりました。それにしても大病院の医者ははあまり専門以外のことはわからないようで、たらい回しは日常なんでしょうなぁ。1日が連れてしまいました。