四つの名画主題曲集 Vol.1 | geezenstacの森

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四つの名画主題曲集 Vol.1

 

曲目/

1.ライムライト

2.ハイ・ヌーン

3.第三の男

4.慕情

 

演奏/ビリー・ヴォーン楽団

 

DOT SJET-123(SDOT-35)(SDE71、72)

 

 

 4曲入りのコンパクトLPという範疇のレコードです。個の当時の発売窓口はビクターレコードてした。レコード番号のSJET-123がそれを表しています。しかし、この当時はパラマウントの翼下にあり、そんなこともあってこの企画に採用されたのでしょう。この第3集は先に取り上げています。時代的にはビリー・ヴォーン楽団が当時ヒットを出していましたからこれが第1集に採用されたのでしょう。ちなみにビリー・ヴォーンは1954年、テネシー州のドット・レコードから音楽監督/A&R担当として起用された同年、自身の楽団を結成してシングル「愛のメロディー(Melody of Love)」を発表。同曲は、ビルボードのシングルチャートに27週間ランキングされヒットを記録した。

 

 それにしても、取り上げられている作品はすべて1950年代の物です。

 

 

 多分普通イメージするビリー・ヴォーン楽団とはイメージが違うのではないでしょうか。これらの曲は1950年代後半から1960年代はじめに発売されたアルバムからチョイスされています。

 

 

 こちらは1958年にリリースされた曲です。こちらはリズムセクションがちょっと変わっていてウェスタン風ですが、基本はストリングス主体で尚且つコーラスまで入っています。

 

 

 こちらは1959年発売のアルバムに収録されていました。ストリングのピチカートが面白いアクセントになっています。チターの響きでも模しているんでしょうなぁ。ギターと金管がいいバランスでやっとビリー・ヴォーンらしさが出てきます。

 

 

 ビリー・ヴォーン楽団は小生からすると二面性を持っていてストリングス主体のパーシー・ファイススタイルと金管やリズムセクション主体のベルト・ケンプフェルトスタイルです。でも、イメージとしては後者でしょうかねぇ。

 

ということでついでに「真珠貝の歌」です。この曲には思い出があり、中学時代の朝の登校の時に掛かっていました。この曲が終わるまでに校門を潜らないと遅刻でした。 

 

 

 ということで自身の中ではビリー・ヴォーンの最大のヒット曲です。