第3回アンサンブルコンサート | geezenstacの森

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第3回アンサンブルコンサート

 

 

 世間がお盆休みの始まる大型連休の初日は、コンサートに出かけてきました。昨年もお邪魔した「アンサンブル・コンサート」です。今回は昨年と会場を変えて北名古屋市の総合福祉センター、「もえの丘」というところで開催されました。

 

 

 今回の演奏曲目は上記のようなものでした。登場団体は5団体ですが、後援に名古屋芸術大学音楽学部が関わっていることからわかるように、メンバーはかなり掛け持ちでアンサンブルに関わっています。

 

 一曲目にロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」は期待したのですが、やはりというか、行進曲の部分だけでした。なにせ、構成がホルンだけですからねぇ。北名古屋シティ金管アンサンブルはトランペット、トロンボーン、ホルン、チューバ、ユーフオニアムという構成での演奏でした。トップ・オブ・ザ・ワールドはカーペンターズの名曲ですが、次の「パイナップル・ラグ」は時節柄チョイスされた曲でしょうか。本来なら、スコット・ジョップリンの代表曲なら「ジ・エンターティナー」ですからねぇ。でも、これも映画「スティング」で使われていた楽しい曲です。

 

 

 トロンボーンアンサンブルの演奏の中ではサミュエル・シャイトの「カンツォン」が聴きものでした。個人的にはポップスの編曲ものより、こういう伝統的なもののアレンジものの方がしっくりきます。このシャイトの曲は「コルネットのためのカンツォン」として書かれていますが、今ではトロンボーンの編曲の方がよく知られているようです。どうりでしっくりくるわけです。

 

 

 後半はトランペットアンサンブル、結成して1年足らずの金管5重層なと様々なアンサンブルを楽しむことができました。そして、最後は登場団体すべての合同演奏で、「T−SQUARE」の1986年の名曲、「オーメンズ・オブ・ラブ」が演奏されました。

 

 

 これが指揮者無しの演奏でしたがまた素晴らしい演奏で、楽しさが爆発していました。鳴り止まない拍手に、これ一曲だけしか練習してたいなかったようで、再度この曲が演奏されました。多分これが本当のアンコールなんでしょうなぁ。