
<プログラム>
第1部
サンダーバード
東京五輪音頭
ゴーストバスターズ
大江戸捜査網のテーマ
映画「ロミオとジュリエット」より愛のテーマ
St. Louis Blues March
異邦人
グループサウンズ・コレクション
ブルー・シャトウ、想い出の渚、長い髪の少女、夕日が泣いている、シーメサイド・バウント
第2部
クワイ川マーチ
青葉城恋唄
ルージュの伝言
ザ・ロコモーション
スパイ大作戦のテーマ
炭坑節
マイ・ウェイ
春一番
越冬つばめ
<アンコール>
サウスポー
また逢う日まで
ようやく梅雨明けした東海地方です。いきなり35度越えでしたが、そんな中「北名古屋吹奏楽団の MISIC BOX」コンサートに出かけてきました。毎年盛況なコンサートですが、今年は台風一過の好天ということもあり、ちょうど開場時間の13時30分に到着したのですが、なんとその10分前に開場していたということもあり、すでに席はほとんど埋まるという盛況ぶりでした。ありがたいことに、歩行のおぼつかない母親や叔母を連れての鑑賞でしたので、今回は最前列での鑑賞となりました。
曲目を見たもわかるように、歌謡曲あり、洋楽あり、ジャズ、映画音楽、テレビ主題歌とバラエティに富んだ内容です。今回から指揮者が新しくなり、よりパワフルな演奏が展開されました。
冒頭のサンダーバードでは指揮者が制服よろしく襷掛けにサッシュを身につけ、帽子もかぶって登場しました。そして、ちゃんとカウントダウンから演奏が始まります。
このコンサート、事前に歌詞カードも配られていますので上の映像のように一緒に歌うこともできます。
次の東京五輪音頭、ヒットしたのは三波春夫版なんですが、実際は競作になっていました。MCで三橋美智也のものも紹介していましたが、三波春夫のものの間違いじゃないかと野次られていましたが、ちゃんと三橋美智也版もあるんです。
ちょいと歌詞が違うところもご愛嬌です。そして、このコンサートでは和太鼓も用意されていましたので多分このバージョンの演奏ではなかったでしょうか。演奏は地元の名古屋芸術大学ウィンドオーケストラです。
ゴーストバスターズは、よくこんな曲が取り上げられたものです。これも歌詞カードがありましたがちょっと歌いずらかったですねぇ。
もちろん歌のない作品も取り上げられています。「スパイ大作戦」なんかがそうですが、これは演出が凝っていて、冒頭の「おはようフェルプスくん」で始まる部分もパロディ版でしっかりトレースされていました。でも、演奏はへんてこなアレンジではなくオリジナルのラロ・シフリン版を模して原曲のチェンバロの部分はヴィヴラフォンを使った本格的な演奏でした。
さらには「マイ・ウェイ」では歌詞カードが、英語版、岩谷時子版、そしてイチパンポピュラーは中島淳版の3種類も用意されていて好きに歌うことができるようになっていました。小生はポール・アンカ版で最初歌い、次は布施明版で歌いました。こういう演出、乙ですねぇ。
この曲はポール・アンカがフランク・シナトラに捧げた曲なんですねぇ。
コンサートは振り付けをみんなで行う、キャンディーズの「春一番」やピンク・レディの「サウスポー」なども散りばめられていて、なんとも楽しいコンサートでした。