北名古屋市歴史民俗資料館 特別展/企画展「アノヒノオヤツカタログ」 | geezenstacの森

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北名古屋市歴史民俗資料館 特別展/企画展
「アノヒノオヤツカタログ」

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 久しぶりに北名古屋市の「昭和日常博物館」へ行ってきました。社会人になっても「お菓子」の仕入に関する仕事をしていた関係でなんとも懐かしい企画展でした。

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 懐かしい昭和の食卓です。テーブルの上には森永のフラワービスケットにリボンサイダー、ネスカフェ、森永ミルクコーヒーなんかが並んでいます。マガジンナックの「女性自身」も時代を感じさせます。ポットも昭和30年代はこんな形をしていました。箪笥の上には黒電話とトランジスターラジオにドリンキングバードと並んでいます。テレビはもちろん白黒のガチャガチャチャンネルです。

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 当時のアイスクリームの容器まで並んでいるとは思いませんでした。

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 地元名古屋では当時「オリエンタルのスナックカレー」を知らない人はいませんでした。「ハヤシもあるでよー」のコマーシャルが思い出されます。大塚のボンカレーは未だもこの松山容子のデザインのカレーが長野県では売られています。当時は瓶入りのジュースより渡辺のジュースの素の方が定番でした。即席汁粉も懐かしいものです。

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 キリンビールとサッポロビールはあまりデザインは変わっていませんが、アサヒビールはスーパードライが出るまでは生ビールが細々と売られていました。全く記憶に残っていないデザインです。

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 明治キンケイ即席カレーもCMでは耳にしましたが、食べた記憶はありません。今もあるのでしょうか?

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 グリコのおまけのブリキシリーズです。

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 カバヤのビッグリーグガムはこんなおまけが付いていたんですなぁ。ふつうおまけというとグリコですが、小生はカバヤの方がおまけは豪華なイメージがありました。

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 駄菓子屋は5円、10円で買えるお菓子の他、こういうバラ売りのお菓子もたくさん置いてありました。量り売りですな。小生はあずきに金平糖をまぶしてあるのが好きで、それを量り売りで10円づつ買っていました。

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 昭和の手作りデザート

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 自転車でアイスキャンデーを売っているおじさんが来ると子供が群がったものです。

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 ちゅ武大に火鉢、そしてやかん。昭和世代の定番ですなぁ。

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 春日井シトロンソーダは渡辺のジュースの素と双璧でした。ハリスのチューインガムも今となっては懐かしいものです。カクダイのグッピーラムネは現在も売っていますし、小生の通勤途中に工場があります。

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 当時はカルピスは高級品であまり飲んだ記憶はありません。

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 コカコーラも最初の製品は瓶でした。今でも試飲は瓶を出してくれますが、これが一番美味しいからです。

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 商品の外装パッケージですが、小売店ではバラして並んでいるのであまり記憶にはありません。

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 昭和も後期のお菓子たちです。5/8チップなんてカレーのSBが出していました。きのこの山、サッポロポテト、ベビースターラーメンなど、今でも定番で残っている商品もたくさんあります。

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 出始めた頃ベビースターラーメンをそのまま食べずに鍋で煮て、かえってまずくして食べた苦い記憶があります。

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 昭和はキャラクター菓子がどんどん登場した時代です。「鉄腕アトム」を筆頭に「鉄人28号」、「狼少年ケン」、「宇宙エース」、「遊星少年パピィ」、「エイトマン」、「スーパージェッター」などそのおまけが欲しくて買ったものです。

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 駄菓子屋に夏はかき氷が定番でした。

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 こちらは昭和のハイクラスの家庭のリビングルームでしょう。昔のテレビのアンテナは高い建物がなかったのでこれで十分受信できました。ステレオは調度品として今に置かれていました。インテリのシンボルだったんでしょうな。

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 ビートルズのレコードとともに右側にはレッドツェッペリンに並んでクィーンのアルバムも飾られていました。

 還暦を過ぎた人なら、夫婦で来館すれば多分話が尽きないのではないでしょうか。