「あったか!あつた魅力発見市2018」ぶらり歩き 3


「正覚寺」です。現在の国道1号線に面しているお寺です。現在、正覚寺は西山浄土宗の壇林です。

新しく完成した観音堂

本尊 阿弥陀立像 脇壇に十一面観音・地蔵尊を安置する。

頭上をみると、欄間には阿弥陀さまを中心に極楽浄土からお迎えにこられた二十五菩薩像のにぎやかな彫刻が施されています。

観音菩薩

阿弥陀如来像

開祖の融伝上人

今回特別公開された曼荼羅図、本来は掛け軸なのですが、損傷が激しいので畳の上で展示されていました。

本堂の右脇には稲荷社がありました。

ここでは御朱印をいただくことができました。

さて、現在の国道1号線の一本南には旧東海道が今でもあります。

この江戸時代の地図には「正覚寺」も描かれています。上の伝馬町の突き当たりに道標があり、それが上の写真です。この道標は当時と同じ位置に立っており、寛政二年(1790)のものです。この道標には次のように刻まれています。東面に「東 北 さやつしま 同 みのち 道」 西面に「西 東 江戸かいとう 北 なこやきそ道」 北面に「北 南 京いせ七里の渡し 是より北あつた御本社弐丁 道」 南面には「寛政ニ庚戍年」と刻まれています。佐屋・津島、美濃路、江戸東海道、名古屋木曽道、京・伊勢路ですね。

今ではひっそりとしている旧東海道

この行列は「櫃まぶし」で有名な「蓬莱軒」に並んでいるものです。この「蓬莱軒」江戸時代は上の地図の「西浜御殿」のあったところに位置しています。



ステージがあり、名古屋の吉本芸人「オレンジ」が舞台に立っていました。

巻藁舟を模した神輿が地元の学生によって練り歩いていました。



食事の後は、この日無料のシャトルバスに乗って次の「白鳥会場」へ向かいます。