「あったか!あつた魅力発見市2018」ぶらり歩き 2 | geezenstacの森

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「あったか!あつた魅力発見市2018」ぶらり歩き 2

 次に向かったのは青大悲寺です。こちらは地下鉄西高蔵駅を出て伏見通り沿いに南へ行くと寺の築地が見えてきます。伏見通りに面して地蔵堂があり、これがこの地で知られた「青大悲寺の鉄地蔵」です。この鉄地蔵は、室町時代(銘文の干支から応永年間か永正年間に鋳造されたものと思われる)に作られている。正式には「鋳鉄地蔵菩薩立像」といい愛知県の指定文化財となっておりほぼ等身大の大きさということです。

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実はこの寺は尼寺です。宝暦6(1756)年、この地域で生まれた「きの女」が、享和2年に創建した如来教本山の寺院。寺の説法「御経様」は、名古屋弁そのままで語り継がれている経典です。

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境内の紅葉

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「金比羅大権現」と書かれたお堂

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この日は檀家の人たちの清掃日となっていたようで、本堂の方へは行くことができませんでした。当然御朱印ももらえません。

 そんなことで、早々に「断夫山古墳」のある熱田神宮公園に向かいます。

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 この日は公園の東側にある前方後円墳の「断夫山古墳」が公開されていました。普段は入山できないのですが、古墳の頂上まで登ることができました。こういう古墳が熱田神宮の近くにあるということは、あながち日本武の伝承が神話以上の現実味を感じさせます。

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で、こんなものを買ってみました。名付けて「古墳パン」です。パンといっても多層折りしたデニッシュですね。ちゃんと前方後円墳の形をしていました。(^◇^;)


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この古墳マルシェではミニコンサートも開催されていて、ちょうど松本幸枝さんの民コンサートが開催されていて、パンを食べながら一時歌声に耳を傾けていました。伴奏はギター一本ということで、懐かしいフォークソングを歌っていました。

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マルシェ以外にもいろんなイベントが開催されていました。

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当初予定はしていなかったのですが、妻のリクエストでここまできたら「熱田神宮」へ行きたいというので向かうことに。幡屋町の交差点には違法の疑いがあるということでニュースにもなった片山さつき氏の広告が堂々と掲出されていましす。

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熱田神宮は西側の参道から入ります。ここには菅原道真を祀った菅原社があります。熱田神宮境内のちょうど中心あたりの文化殿北側に鎮座する、医薬の神様「内天神社」に対して、菅原社は別名「外天神(そとてんじん)」とも言われます。

 毎年受験シーズンになると、末社の神社といえど、知名度の高い熱田神宮内にあるということで、大勢の受験者が合格を祈って参拝に訪れます。

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 神宮の中央参道では、今「神話と歴史でたどる熱田神宮1900年の歴史」というパネル展示が掲出されています。よく、三種の神器と言われますが、この熱田神宮にはそのうちの一つ「草薙の神剣」を祀っています。後の二つのうち八咫鏡(やたのかがみ)は伊勢神宮内宮、そしてもう一つの「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は皇居の「剣璽の間」にあります。なんと3つのうち二つが中部地方にあるのですなぁ。まあ、そんなことでこのパネル展示はなかなか興味深いものがありました。

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 大鳥居をくぐって、いざ参拝です。

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 熱田神宮拝殿

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七五三で賑わう神楽殿

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 桶狭間の戦いで勝った記念の信長塀

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 宝物館の脇には十月桜が見事に開花していました。

 熱田神宮も御朱印に長蛇の列ができていました。以前いただいたことがあるので今回はパスし、次の正覚寺に進みます。