北名古屋ウインドオーケストラ第23回定期演奏会 | geezenstacの森

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北名古屋ウインドオーケストラ第23回定期演奏会

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15日の日曜日は北名古屋ウインドオーケストラ第23回定期演奏会へ出掛けてきました。この日は最高気温が36°以上と酷暑日でした。会場は北名古屋市文化勤労開館で、プールが併設されているので駐車場は満車、周りの道路にまで溢れ出すという大混雑でした。

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 いつもは開館の南側の入り口から入るのですが、この日は外で並ぶと危険という事で、開館のロビー側の入口からホールに入る事が出来ました。会場は午後1時、開演は1時半て゜したが、その間にウェルカムコンサートが開催されました。フルートとサックスの四重奏、ホルンの四重奏はサウンド・オブ・ミュージックと誰でも分かる曲目を演奏してくれました。無園後に、クラリネットとサックスの三重奏など様々な組み合わせの演奏が繰り広げられました。

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 本番のコンサートは、第1部がクラシカルな作品、第2部は親しみやすいポピュラーなプログラムで楽しむ事が出来ました。オープニングを飾ったのはフィリップ・スパークの「ジュビローソ」です。コンサートマーチという事で快活なテンポで華やかな作品になっています。

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 2曲目は「エアーズ」です、この曲は2004年の吹奏楽コンクールの課題曲でした。そして、作曲したのが千葉県の公立中学、高校で音楽家の教諭をしている先生で、吹奏楽部の生徒たちの「卒業式の退場曲」として作曲されたという経緯があります。この曲は、2005年に放送された日テレの「笑ってこらえて吹奏楽の旅」で取り上げられていたので記憶にある人も多いのではないでしょうか。こんな番組でした。



 3曲目は中学生でも演奏出来るようにと作曲された曲で3曲から鳴る組曲です。まあ、芝えっとストリームのようなしっとりとした曲ではありませんが、飛行機の旅立ち、星空の元手のクルージング、そして都会の夏の夜空の花火の風景を飛行機から眺める様子が描写されています。



 最後はホルストの「惑星」から火星と木星が演奏されました。普段からオーケストラの作品として馴染んでいるとどうしても弦楽の厚みと低音の不足を感じてしまいます。努力は買いますが、ちょいと編成に無理があったような気がして残念でした。

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 第2部はステージ衣装も変わり、リラックスムードの演奏です。楽しい曲ばかりで聴いていて飽きないのですが、こういうポピュラーな曲では1曲の演奏時間が短いので直ぐ終わってしまう感があります。それは、コーラスラインの「ワン」でもそうですし、ジャパニーズ・グラフィティ5と題された曲でもそうです。全てワンクールだけの演奏で終わってしまうので、聴いた満足感が無いのが残念です。その中では、「ミシェル・ルグランの世界」が「ロシュフォールの恋人を」メインにした編曲でじゃジーナ面が前面に出ていて中々楽しい演奏でした。編曲は真島俊夫でいいアレンジをしています。



 アンコールは先日亡くなった西城秀樹さんを忍んで「ヤングマン」が演奏されました。