「トヨタ産業技術記念館」
開館記念特別イベント 「ノリノリウィークエンド」
6月9日は梅雨の間の晴れ間と合って「トヨタ産業技術記念館」の開館記念特別イベント 「ノリノリウィークエンド」へ出掛けてきました。昨年も出掛けているのですが、今年はじっくり見て回ろうと、休みを変更して出掛けたものでした。


今回は特別ガイドツアー「産業遺産を巡る」というイベントに参加しようと計画していましたし、幸運な事に歴史的遺産「AA型乗用車」・「G1型トラック」走行披露も見学する事が出来ました。一応10日の日曜日も予定されているのですが、当日は雨予報なので、この企画は中止になってしまう恐れがあったのです。

現地には丁度10時に着いたのですが、既に企画の試乗会は閉め切り、ガイドツアーの方は11時15分スタートでしたので、余裕で定員に間に合いました。
で、時間調整で最初は繊維機械館を見て回る事にしました。なにしろ、豊田の歴史は紡績業が発祥ですからね。開館は9時30分でしたので既に館内は大勢の人でにぎわっていました。今年の特徴は何と行っても海外からの見学者の人が多い事でしょうか。周りは英語、中国語、韓国語が飛び交っています。そのため、英語でのガイドツアーも開催されています。

世界の綿花の生産量です。世界の三大産地は中国、インド、アメリカなんですなぁ。でも、最良の品質は中南米のカリブ海近くなんだそうです。








実演もたくさんあり、繊維が折られていく様を体感出来ます。絵の写真のようなタペストリーもお茶の子さいさいです。

TOYOTAグループの相関図。トントントントン日野の二トンが、前身は東京瓦斯工業というのは意外でした。

今ではHONDAの独壇場ですが、TOYOTAも航空機の研究をしていたんですなぁ。車が空を飛ぶ時代も現実味を帯びてきた現在ですから、またぞろ参入するのではないでしょうかね。

さて、ガイドツアーの集合は自動車館のロビーだったのですが、そこには懐かしいロボットの楽団が鎮座していました。ただし、こちらは陳列だけです。


反対のエントランススペースにあるロボットは演奏可能の状態です。愛知万博で公開された最初のロボットは、既に引退していて、こちらは上海万博で活躍した2代目です。中国民謡と、パッヒェルベルのカノンを演奏してくれました。流石にヴィヴラートは掛からず、ピリオドスタイルの演奏でした。
さて、いよいよガイドツアーですが、それは明日のココロだ!!