ふたたび京都へ  2日目-智恩寺から京大へ | geezenstacの森

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  京都旅行もいよいよ大詰めです。廬山寺の後は再び出町柳駅に戻り、一息ついて昼食を摂ります。今回の旅行は初日の天気には恵まれませんでしたが、なんとか当初計画通りのスケジュールで日程を消化出来ました。

  ここからは、東に向かい最後の訪問地「百万遍 知恩寺」へ向かいます。

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  大本山百萬遍知恩寺 (ひゃくまんべん ちおんじ)は、「百万遍」、「百山」とも呼ばれている寺です。知恩院ではありません。号は長徳山功徳院(ちょうとくざん くどくいん)といいます。

 浄土宗開宗後に初めて創建された寺院で、浄土宗四本山(ほかに知恩院、清浄華院、金戒光明寺)の一つに数えられています。この前先旅行で、金戒光明寺、今回が清浄華院、百萬遍知恩寺ということで、残りは知恩院だけとなりました。

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阿弥陀堂

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国宝の鐘楼です。この「梵鐘」は、江戸時代の1703年に鋳造されたもので、朝鮮半島の形式に倣っています。釣り手の部分に空気を抜く工夫があり、音色をよくしています。

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釈迦堂

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本尊の釈迦如来

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本堂西隣にある鎮守堂

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西門

 京都のお寺や神社は常に観光客で混雑していますが、ここ知恩寺はそんな喧噪とはかけ離れていて、人から邪魔にされることなくお参りができます。

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 時間のせいか、天候のせいか境内は殆ど人気がなく、本堂の中はカップルが一組と小生だけでした。御朱印は本堂内右手納所で頂けました。

 さて、百万遍周辺は京都大学の地です。学生時代に一度だけ卒論の資料を探しに京都大学を訪れたことがあります。内藤湖南氏の息子さんが大学の教授であったこともあり、その伝手で京都大学の図書館を紹介してくれたのでした。

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 校内にはこんな碑もありました。

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 京都大学文学部内

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 京都大学図書館

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 とまあ、最後は帰名の時間まで大学内を散策しました。